学生時代、美人だった女友達が、結婚してから急にメイクの手を抜くようになりました。
そうした女性に、たくさん出会いました。
理由は単純です。
「忙しいから」です。
「仕事でゆとりがない」
「料理や洗濯に忙しい」
「子育てで余裕がない」
忙しくてメイクを楽しむ暇がないと、メイクの仕方に変化が現れます。
他人に見られても大丈夫なような「最低限のメイク」になってしまうのです。
「夫や子どもに恥をかかせないために、仕方なくメイクをする」
「忙しいから、最低限のメイクで済ませる」
結婚してから、少し地味になるのは、どことなく残念な気がします。
「他人に見られても大丈夫」という最低限のメイクは、義務になっています。
学生時代「私はきれいでしょ」という活気が失われていたのは、私もショックでした。
メイクに義務を感じ始めたら、一気につまらなくなります。
ときめきがありません。
たしかに忙しくて大変だと思いますが、それではメイクの楽しみも半減します。
「自分がきれいになりたいから、メイクをする」
これが大切です。
誰のためでもない、自分のためにメイクをしましょう。
自分のためにするメイクだから、自分がポジティブになれます。
少しでもメイクの時間を作り、自分がきれいであることを楽しむ時間を作りましょう。
だからこそ、日々のエネルギーが湧き出てくるのではないでしょうか。
気持ちも前向きに明るくなり、もっと頑張る気力が湧いてくるはずです。
その余裕が、さらなる余裕を生み出すことでしょう。
ほんの5分でいいので、自分が美しくなる時間を作りましょう。
それが、忙しい日々を改善させる突破口にもなるのです。