相手の感情は、必ずしも言葉を通して伝わってくるとは限りません。
もしかしたら、言いたいことを言えないでいるのかもしれません。
もしかしたら、ただ、どう表現すればいいのかわからないでいるのかもしれません。
そうしたとき、どれだけあなたが相手の言葉から、言葉以上のことを読み取れるかが大切です。
言外の意味を感じ取るのです。
日本語には「行間を読む」という言葉があります。
本の文章の1行と1行の間にある空白に書かれていないことを読み取る、という意味です。
行と行の間を読むから「行間を読む」という表現ができたのです。
実際の恋愛は読書ではないため、文字の羅列された1行ではありません。
言葉です。
人間関係的に「行間を読む」をアレンジすると「言葉と言葉の間を読む」といったところでしょう。
好きな人とうまくやっていくには、この言葉と言葉の間を読めるようになることが大切です。
目にも見えないし、耳で聞くこともできません。
しかし、唯一、心だけで感じ取れます。
今まであなたが相手と関わってきた過去や経験から、ささいな一言が、一言以上の重みを感じ取ることができるはずです。
ほかの人とは違い、自分のことを、人一倍敏感に感じ取ってくれる人は、もっと愛されるようになるのです。