恋愛系のテレビ番組では、よく好きな人に自分が今まで隠していたことをさらけ出してしまう「本音コーナー」があります。
「実は浮気をしていました。実は元不良でした。実はバツイチなんです」
今まで隠していたことを、思い切って好きな人に話します。
もちろん相手は驚いてしまいます。
もしかしたら、きっかけで破局になってしまうこともあるでしょう。
では、なぜそんなことをするのでしょうか。
その答えこそ「正直なありのままの自分」を見せることにあるのです。
お付き合いをしていくと、もっと深い仲になりたいと思います。
深い仲になるために、本当に最後に大切なことは「体」ではなく、お互いの「心」にあることに、ある日ふと気づくのです。
私も昔好きな人ともっと仲良くなりたいからと、自分の今まで隠していた隠し事を、思い切って告白したことがあります。
自分としては、相手と仲良く深くお付き合いがしたかったから「ありのままの自分」や「正直な自分」を前に出したかったのです。
深い関係とは、肉体関係を持った関係ではありません。
本当に大切な深い関係は、お互いが本音で理解し合っている関係です。
お互いの正直な心が通い合っていないと、体の関係は持てても、心の関係は持てません。
「本当にうまくいっている関係」とは「お互いの心が理解し合えている関係」のことなのです。