ペットを飼い始めてまず勉強するのは「餌について」です。
「大好物の餌」と「与えてはいけない餌」については、ペットの健康や体調に直接つながることです。
ペットの種類によって、食は全然違います。
押さえておかなければいけない最重要事項ですね。
では、餌について勉強ができれば、次は「育て方について」です。
ペットの種類によって、生活習慣や生活サイクルに違いがありますから、これも勉強が必要です。
餌の場合と同じように、人間が育ててしまうと、つい人間の都合で育ててしまいがちです。
自分たちがそういうものだから、ペットたちもそういうものだろうと思い込んでしまいます。
ペットの種類によって、全然育て方は違います。
ぜひ、専門的な本を買って勉強しましょう。
家族の一員としてペットを迎えるなら、そのくらいのことはしてほしいと思います。
ペットの種類によって、生活習慣は異なると思っていいでしょう。
ペットによって、独特の生活習慣があります。
小学生のころ、犬と猫を同時に飼っていたことがあります。
犬は散歩が大好きで喜びますから、同じ調子で猫にも散歩をさせようとしていました。
もちろんNGです。
犬は活発に活動する一方、猫はまったりです。
なぜかといえば、そういうものだからです。
カメはなぜ歩くのが遅く、ウサギはなぜ走るのが速いのかというのと同じ理屈です。
そういう動物ですから、そういうものだと飼い主が受け入れることです。
一般的に、犬は比較的すぐ飼い主になつきますが、猫は時間がかかります。
「飼い主が悪いのか。それとも相性の問題なのか……」
不安になりますが、調べてみると、そうではないとわかります。
そもそも犬は、大昔から人との付き合いがあるので、人に慣れています。
一方、猫は人との付き合いが歴史的にまだ浅いので、人そのものに慣れていません。
その歴史の違いを知ることで、なつく早さの違いも理解できるようになります。
ニワトリにはニワトリの生活習慣があり、カメにはカメの生活習慣があります。
私は実家で、犬・猫・ニワトリ・モルモット・カメなど、数多くのペットを飼ってきました。
ペットを飼い始めると、本屋で勉強しますが、書いてあることがまったくといっていいほど異なります。
書いてあることがまったく異なるということは、育て方もまったく異なるということです。
ここでは具体的に述べませんが、本屋に行って専門書を一冊買って勉強することをおすすめします。
人間が、人間以外の動物の生活習慣を知るのは、勉強が必要です。
適当に餌をやったり、なんとなく育てたりしていると「いつの間にかペットをいじめていた」なんてこともあります。
難しい理屈は後回しにして、ペットの生活習慣を飼い主が理解し、サポートをしてあげます。
ペットの気持ちを少しでもわかってあげるために、飼い主ならペットの育て方について勉強しましょう。