ペットは、所有しているものに執着しません。
過去を振り返ったり、未来を案じたりしません。
誰かと比べることもありません。
まったくもって、マイペース。
いつも自分の生き方を崩さず、のんびり生きています。
人間は、余裕がないとき、だんだん自分らしくない生き方になります。
自分が客観的に見られなくなっています。
すると、本来の個性、人間らしさから、脱線します。
そんなとき、ペットとじゃれましょう。
一緒に散歩をしたり、遊び道具でじゃれたりするだけでかまいません。
ペットのマイペースな生き方からは、何か学ぶことがあるはずです。
友人関係で誰かと比べるような姿勢があり、人間関係にぴりぴりしているとき、ペットとじゃれ合ってみましょう。
落ち着きを取り戻す瞬間があるはずです。
「他人と比べても仕方ないよ。自分らしく生きようよ」というメッセージをペットから受け取ります。
プライベートで落ち込むことがあって、なかなか元気が出ないときがあります。
こういうときもペットとじゃれましょう。
無邪気でマイペースに生きるペットと触れ合っているうちに、ふと気づきます。
「嫌なことを引きずっても仕方ないよ。終わったことだから、今すぐ忘れよう」
嫌なことを忘れるペットを見ているうちに、そんな声が聞こえてくるはずです。
将来のことが不安で、未来を案じているとき、ペットを見ていると、感じるものがあります。
先のことは考えず、今を精いっぱい生きようとするペットを見て「自分もこんな生き方をしないといけないな」と反省できます。
余裕がないとき、忘れかけていた何かに気づかされます。
何に気づかされるのかは、あなたが今どのような悩みや不安を抱えているかによって変わります。
不思議なことに、ペットとじゃれ合っているうちに、気づきがあるのです。