執筆者:水口貴博

夫が心がけたい夫婦円満の30の心得

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もしかしたら、夫より妻のほうが大変かもしれない。

もしかしたら、夫より妻のほうが大変かもしれない。 | 夫が心がけたい夫婦円満の30の心得

夫と妻とでは、仕事の「種類」や「立場」が異なるだけで、大変さに大きな差はありません。

夫は、会社で「大人数による協力の大変さ」があります。

妻は、家の中で「少人数による孤独の大変さ」があります。

夫も妻も、同じくらいの仕事量です。

さて、ここまではまだ前座です。

私が本当に伝えたかったのは、次の点です。

多くの夫が、最も考慮を忘れている点です。

それが「男性と女性との体力と力の差」です。

夫と妻とで仕事量に大差があるので、夫から見ると、妻の仕事は楽だし簡単だと思います。

仕事量が少なくて、仕事に力も必要ないものばかり。

それは誤解です。

力と体力のある男性からみるからそう見えるだけで、力と体力が小さい女性には精いっぱいです。

そのうえ、協力してくれる人が限られていますから、求められる助けにも限りがあります。

忘れてならないのは生理です。

月に1回は、必ずおなかが痛む時期がやってきます。

個人差はありますが、生理はおよそ1週間続きます。

そう考えると、1カ月のうち4分の1は、痛いおなかを我慢しながら仕事をしています。

生理で出血しますから、貧血にも悩まされます。

力も体力もなく、助けてくれる人が少ない状況の中、1カ月の4分の1は痛いおなかを我慢しながら仕事をしている。

貧血気味で、いつもふらふら。

この状況を、夫は考えたことがあるでしょうか。

妻は妻なりに、激務をこなしています。

おなかが痛くても、なかなか休めない。

体調が悪いときに動くのはつらいことです。

こうした状況を考慮に入れると、夫も大変ですが、妻も負けないくらい大変です。

いえ、時と場合によっては、夫より妻のほうが大変である状況もあることでしょう。

過小評価しがちな妻の仕事を、夫はもっと評価してもいいのです。

夫が心がけたい夫婦円満の心得(19)
  • もしかしたら、妻のほうが大変かもしれないことに気づく。
「手伝って」より「手伝わせて」で、夫婦関係はうまくいく。

夫が心がけたい夫婦円満の30の心得

  1. 会社を出たタイミングで、家で待つ妻に電話をすればいい。
  2. 高級なプレゼントで、本気の気持ちを伝えることができる。
  3. 夫婦関係は、夫は独裁的にならないように気をつける。
  4. すぐ謝ると、逆に相手を怒らせてしまう?
  5. 喧嘩の火は、小さければ小さいほど消しやすい。
  6. 会社を出たら、仕事のことは忘れる。
  7. 「いただきます」と「ごちそうさま」は、立派な褒め言葉だった。
  8. 妻の食事を褒めるほど、料理の腕も味も向上する。
  9. 食事を褒めながらコメントを残すと、より夫の舌に特化した味に近づく。
  10. 衝突はいいが、絶対に暴力だけはいけない。
  11. 夫としてヒーローになれるかどうかは「力の使い方」が鍵を握る。
  12. お風呂を一緒に入る夫婦に、仲の悪いカップルはいない。
  13. どんなに感情的になっても、絶対に言ってはいけない禁句が1つだけある。
  14. 家族の写真は、やる気と元気の源になる。
  15. 妻のご両親を褒めるには、妻を褒めるだけでいい。
  16. 妻を大事にするからこそ、仕事も安定する。
  17. 妻が何度も同じ話をするのは、強調しているというサイン。
  18. 夫と妻とでは、仕事の「種類」や「立場」が異なるだけで、大変さに大きな差はない。
  19. もしかしたら、夫より妻のほうが大変かもしれない。
  20. 「手伝って」より「手伝わせて」で、夫婦関係はうまくいく。
  21. 男が偉そうにする時代は、とっくに終わっている。
  22. 無意識のうちに、自分の母親と妻とを比べていませんか。
  23. 夫は嘘をついても、勘の鋭い妻は、すぐ見抜く。
  24. マザーコンプレックスから、早く卒業せよ!
  25. 夫婦関係は、量より質を重視しよう。
  26. 理想の妻を求める前に、理想の夫から演じること。
  27. 夫婦生活では、二者択一ではなく、グレーということもある。
    曖昧な答えは、実ははっきりした答えだった。
  28. 男性は低いところを好む。
    女性は高いところを好む。
  29. 夫が見落としがちな、妻が喜ぶプレゼント。
  30. 責任感の強い夫ほど、控えがちな有給休暇をきちんと消化する。

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