執筆者:水口貴博

子どもがすくすく育つ30の言葉

12

「いい子だね」

「いい子だね」 | 子どもがすくすく育つ30の言葉

考えても見てみましょう。

子どもですから、最初は何をやってもうまくいかないに決まっています。

うまくできなくて当然。

最初からうまくできるのは、むしろまぐれだったり偶然だったりします。

そんなとき、子どもにどんな言葉をかけていますか。

よくないのは「ダメな子だね」と、子どもを中傷してしまうことです。

うまくいかなかったからストレートに表現してしまいますが、これはよくありません。

ダメな子と言われた子どもの気持ちを考えてみましょう。

「そうか。自分はダメな子なんだな」

「親は自分のことが嫌いなのかな」

「生まれてこないほうがよかったのかな」

ダメな子と言われて嬉しい子が、どこにいるでしょうか。

子どもは下を向いて自信をなくし、行動はさらに消極的になるでしょう。

親から冷たい言葉をかけられて、自暴自棄になります。

親が子どもに「ダメな子」と言ってしまうと、本当にダメな子になってしまいます。

親が子どもにかけた言葉のとおりに、子どもは育ってしまいます。

親の言葉を本当に信じて、そのとおりに育ってしまいます。

ポイントは、どんな言葉を子どもにかけるかです。

いい子だねと言う言葉をかけます。

「いい子だね」と言われた子どもの気持ちを考えてみましょう。

「自分はいい子だ。親から認められている。もっと行儀よくしよう」

「親から愛されているぞ」

「もっと頑張るぞ」

いい子と言われると、子どもは必ずいい笑顔になります。

親からいい子だと認められることで、自分に自信を持ち、さらに行動的になるでしょう。

親から温かい言葉をかけられたからこそ、その期待に応えたい気持ちが大きくなります。

したがって、親が子どもに「いい子だね」と言うと、子どもは本当にいい子になります。

暗示をかけるように魔法の言葉をかけてあげるのです。

子どもがすくすく育つ言葉(12)
  • 「いい子だね」と話しかける。
「人は人。
自分は自分」

子どもがすくすく育つ30の言葉

  1. 「自分の好きな道を選びなさい」
  2. 「自分がされたら、どんな気持ちになる?」
  3. 「まず簡単なことから始めましょう」
  4. 「簡単だよ」
  5. 「よく頑張ったね。
    偉い!」
  6. 「後悔しない生き方をしなさい」
  7. 「(失敗したとき)いい経験をしたね」
  8. 「失敗してもいいから、全力を尽くしなさい」
  9. 「自分のことは自分でしなさい」
  10. 「愛しているよ」
  11. 「お父さんはすごいね」「お母さんはすごいね」
  12. 「いい子だね」
  13. 「人は人。
    自分は自分」
  14. 「あなたの話を聞かせて」
  15. 「それからどうなったの」
  16. 「自信がないときほど、胸を張りなさい」
  17. 子どもの名前をきちんと呼ぶ。
  18. 「将来は何がしたい?」
  19. 「よく我慢したね。
    偉い!」
  20. 「お礼を言われると、気持ちいいね」
  21. 「初めからうまくできる人はいない」
  22. 「たまには休憩もしなさい」
  23. 「もったいない」
  24. 「勉強するときは勉強する。
    遊ぶときは遊ぶ」
  25. 「楽しいね」「嬉しいね」「面白いね」
  26. 「なぜそんなことをするの」
  27. 「もう少しでうまくいくね」
  28. 「やればできる」
  29. 「はきはき話をしましょう」
  30. 「お誕生日、おめでとう」

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