執筆者:水口貴博

頭がよくなる食べ物と食生活

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卵料理は、記憶力がよくなる頭脳料理。

卵料理は、記憶力がよくなる頭脳料理。 | 頭がよくなる食べ物と食生活

「おはよう」

朝の挨拶をして食卓に着くと、テーブルには白いご飯と生卵1つです。

なんという質素なメニューなのでしょう。

水口家では頻繁に目にする朝食の光景でした。

「朝から料理の手抜きですか」と突っ込みを入れましたが、母は「頭にいいから」と言い張ります。

出来立てのご飯に卵をかけて、醤油しょうゆとうまみ調味料をかけて、よく食べました。

まあ、質素ながらもこれがいける味で、私には好物になっていました。

目玉焼きも頻繁に登場しました。

目玉焼きも、フライパン1つで手軽にできるメニューですね。

これもすぐできる朝食メニューですが、母は「頭にいいから」と、また言い張ります。

冗談なのか本気なのか、そのときはわかりませんでした。

水口家では、朝食には卵が登場しました。

後から知りましたが、母の言っていることは当たっています。

実は、卵には学生にとって大切な効用があります。

卵の「レシチン」という成分です。

黄身の部分に多く含まれています。

レシチンは、別名「脳の栄養素」ともいわれています。

脳の神経伝達物質が増え、細胞同士の情報伝達がスムーズになり、記憶力や集中力の向上が期待できることが確認されています。

認知症の老人に食べさせたところ、症状が改善されたという報告もあります。

手軽な食事だからとはいえ、早合点してはいけません。

手軽ながらも、実は学生である私を気遣ったメニューでした。

そういう母の知恵を、大人になってから気づくのでした。

頭がよくなる食べ物と食生活(16)
  • 卵を使って料理を食べる。
パン中心よりご飯中心のほうが頭にいい、3つの理由。

頭がよくなる食べ物と食生活

  1. 食事は脳のガソリンだ。
    食事を取るからエンジンがかかる。
  2. 試験勉強の期間には、ダイエットは控えること。
  3. 頭をよく使う人ほど、ココアがおすすめ。
  4. 手軽に素早く小腹を満たしたいときには、バナナが一番。
  5. 朝からステーキという選択肢があってもいい。
  6. お魚料理こそ、頭がよくなるおすすめメニュー。
  7. マグロの刺し身には、頭がよくなるDHAが多く含まれている。
  8. 魚嫌いは、DHAのサプリメントを活用すればいい。
  9. だらだらした脳は、コーヒーで目を覚ませ!
  10. 貧乏ゆすりの原因は、いらいらによるストレスだった。
  11. するめいかは、勉強の強い味方。
  12. 大好物のケーキで、仕事も勉強も格段にはかどる。
  13. ウナギは、脳の力を向上させ、勉強で酷使する体力や視力を支える。
  14. 水分不足は、知られていない頭痛の原因。
  15. 疲れ目や視力低下は、ブルーベリーが効く。
  16. 卵料理は、記憶力がよくなる頭脳料理。
  17. パン中心よりご飯中心のほうが頭にいい、3つの理由。
  18. 大豆食品は、脳機能を向上させる働きがある。
  19. 卵かけ納豆ご飯は、完璧な記憶力強化メニュー。
  20. 亜鉛が不足すると、記憶力が低下する。
  21. お菓子を食事の代わりにすると、集中力に悪影響が出やすい。
  22. 試験本番前には、一口のチョコレートがおすすめ。
  23. カルシウムは、勉強への落ち着きと集中力を高める。
  24. カボチャの煮物ほど、おいしいレシピはない。
  25. 玄米が苦手な人は、胚芽米がおすすめ。
  26. 料理をするから、頭がよくなる。
    料理ができる人は、頭のいい人が多い。
  27. 「肉+運動」があれば、短期間で免疫力を高めることができる。
  28. 脳を活性化させる最も大切な栄養素とは、親子のコミュニケーション。
  29. すき焼きほど、栄養バランスのよいレシピはない。
  30. 目指すは「1日30品目」のバランスの取れた食事。

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