頭がよくなるビタミンB1は、お米にも多く含まれています。
基本となるお米に含まれているのは嬉しいですね。
精米にも含まれていますが、やはり本命は玄米です。
精米とは違い、籾殻だけを取り除いただけですから、多くのビタミンやミネラルが詰まっています。
脳にいいだけでなく、健康面でも抜群です。
以前私は、健康にも頭にもいいということで、玄米を食べていた時期がありました。
「ありました」という過去形です。
実は見事に挫折しています。
玄米は味が独特で、においもきつく、お米の固さなどが、生理的に受け付けませんでした。
何とか食べられるようにふりかけをかけて味をごまかしながら挑戦した時期もありましたが、ダメでした。
どうしても長続きしなかった。
炊くのに時間がかかり、面倒という理由もありました。
「玄米は無理だ。精米に戻るしかないのかな」
そんなとき、たまたまスーパーマーケットで「精米」でも「玄米」でもない不思議なお米を見つけました。
「胚芽米」です。
このほか「胚芽精米」とも呼ばれています。
わかりやすく単純に言えば「精米」と「玄米」の中間のお米です。
通常、精米は、種皮や胚芽をすべて取り払っている状態ですが、胚芽米は胚芽の部分だけを残して精白しているお米です。
お米の中で一番栄養が詰まっているのは、胚芽の部分です。
精米でありながら、高い栄養価が保たれています。
もちろん水に浸していると、玄米のようにきちんと芽が出ます。
命が宿っているお米です。
もちろん精米と同じ炊き方でOKです。
「精米の食べやすさ」と「玄米のような高い栄養価」
この両方を実現できている、素晴らしいお米です。
さっそく買って食べてみたところ、思いのほか食べやすく、これだと思いました。
そういうわけで、最近、自宅で自炊をするときにはもっぱら胚芽米になりました。
あなたがもし玄米に挫折をしたなら、胚芽米はいかがでしょうか。
一度口にして、その食べやすさを確かめましょう。
自然に食べられるに違いありません。