沖縄県と言えば、日本という島国の中でも、さらに小さな土地です。
日本地図を見ると、本土から離れているせいか、なおさら小ささが強調されます。
土地面積も小さく、大都会のように人・物・サービスが集中しているわけではありません。
しかも日本領土の中でも南に位置しているため、年中暑いことでも有名です。
夏の暑さは半端ではなく、勉強へのやる気を奪ってしまう。
勉強には不利な条件が多い沖縄県ですが、土地の面積が小さくても、東大合格者が多いことをご存じですか。
毎年、いく人かの東大生がいます。
沖縄という場所も環境も不利な条件の中、なぜ東大合格者が多いのか、調査が進められたことがありました。
調べたところ、魚の摂取量が多いことが1つの要因であることが判明しました。
沖縄は完全に四方が海に面しているため、魚の消費量も多い県です。
「魚と知能指数に何の関係があるのか」
実はあります。
人間の脳細胞の数は、およそ140億個あるといわれています。
そのたくさんの神経細胞同士をつなげているのは、木の枝のような突起を持ったシナプスです。
細胞と細胞がつながり合って、その細胞のネットワークが「記憶」を作り出しています。
「記憶が強化される」というのは「ネットワーク同士のつながりが強化されること」を意味しています。
魚には、その神経同士の情報のやりとりを活発にする成分が含まれています。
それがDHA(ドコサヘキサエン酸)です。
脳はある程度のDHAが含まれていますが、食事から供給することで、その神経同士のやりとりが通常以上にスムーズになります。
これが頭がよくなる、という状態につながります。
覚えやすくなったり、忘れにくくなったりなど、記憶力が向上します。
さあ、今日から魚料理を増やしてみませんか。
お魚料理こそ、頭がよくなるおすすめメニューなのです。