時間は、不思議な性質を持ちます。
時間がないと思えば、本当になくなります。
実際には時間があっても、あなたの思いのとおりに変化します。
たとえば、試験日まであと3日だったとします。
時間がないと思えば「悪あがきしてもどうせ無駄だ」と思います。
諦める気持ちが大きくなるため、勉強への気持ちが小さくなり、勉強もなかなかはかどりません。
それがたとえ、3日ではなく、1週間でも1カ月でも同じです。
ないと思えば、時間を最大限に活用しようとする努力や工夫を怠り、勉強が全然前に進みません。
時間はなくても、あると思うことです。
前向きになることが大切です。
前向きに考えることで、時間を作ろうとする努力が自然と湧き上がってきます。
テレビのCMの間を利用したり、電車を待っている間を利用したりです。
あると信じているから必死になれ、自分でも驚くほど集中できます。
試験の前日、徹夜の日でうまくいく人は「時間がある」と思っているからです。
時間があると信じている人の徹夜は、成功します。
試験までほんのわずかしかなくても、眠気が吹っ飛び、強力な集中力を発揮します。
時間はあると思うから、時間を作ろうとする努力も生まれます。
ほんの短い時間でも、強力な集中力のおかげで、いつもの何倍もの充実した時間を送れます。
あなたの思いのとおり、時間は延びたり縮んだりするのです。