執筆者:水口貴博

受験テクニックを磨く30の方法

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「一度書いたら、一生消えない、忘れない」そう思わせてくれるのが、ボールペンの素晴らしい点。

「一度書いたら、一生消えない、忘れない」そう思わせてくれるのが、ボールペンの素晴らしい点。 | 受験テクニックを磨く30の方法

私は昔からメモを取るときには、ボールペン派です。

人から話を聞くときに取るメモも、シャープペンシルではなくボールペンです。

学生時代からノートを取るときには、鉛筆ではなくボールペンばかり使っていました。

各種試験の勉強のときも、鉛筆は使わず、ボールペンばかりです。

鉛筆やシャープペンシルの芯は全然なくなりませんが、ボールペンの黒いインクだけはすぐなくなるくらい使っています。

なぜボールペンばかりなのかというと、理由があります。

記憶力がよくなるような気がするからです。

ボールペンを使うと「ある独特の心理状態」になれます。

油性のボールペンの字は、後から消しゴムで消すことができません。

一度書けば、ずっと残り続けます。

紙を燃やさなければ、一生涯残り、インクも色あせません。

ボールペンを使って書いていると、その心理状態が働きます。

「紙に書いて覚えたことは、ボールペンで書いたように消えない」

そう思わせてくれるところが、ボールペンの素晴らしい点です。

暗示でもいい。

思い込みや暗示は、重要です。

プラシーボ効果を生み出します。

「自分は覚えられる」と思い込むことで、勉強や記憶への心理的障壁をなくすことができ、勉強への姿勢が前向きになります。

今、手元にあるボールペンで何か字を書いてみましょう。

「何だか覚えられそう」という気がしませんか。

受験テクニックを磨く方法(27)
  • ボールペンを使うことによる心理状態を、勉強にうまく取り入れる。
わかりやすい参考書があっても、勉強の中心はあくまで教科書である。

受験テクニックを磨く30の方法

  1. 人間は、丸暗記が弱く、ストーリー性のある記憶に強い。
  2. ノート魔にならない。
  3. 勉強の大変さは、後になるほど軽くなる。
  4. 休憩を取って、長丁場の勉強に備える。
  5. 文系と理系の勉強を交互にすれば、疲れにくくなる。
  6. 漫画・映画・科学系番組は、停滞していた勉強が進み始めるきっかけになる。
  7. 調子に乗っているときには、あえて休憩を取らないほうがいい。
  8. どんなに記憶力の弱い人でも、強化できる方法がある。
  9. 焦りを味方に変えてしまう人が、合格をつかみ取る。
  10. なぜ、試験には必ず超難問が出題されるのか。
  11. 「勉強時間」より「勉強量」のほうが大切。
  12. 短時間で勉強量をこなすためのキーワードは、集中力。
  13. 勉強前には、食べすぎない。
  14. 友人とのネットワークは、強力な支えになる。
  15. 受験は、恥を捨てることから始まる。
  16. 勉強とはインプット作業。
    試験とはアウトプット作業。
  17. 誘惑を、一切禁止する必要はない。
    ご褒美や息抜きとして活用すればいい。
  18. 学力が十分なら、先に進むより、復習に時間を充てたほうがいい。
  19. 基本問題に強くなると、学力全体が底上げされる。
  20. すべてがうまくいかないときには、悪あがきより、十分な睡眠を。
  21. 3分考えてもわからない問題は、すぐ回答を見てもいい。
  22. 受験には、超えなければいけない2つの合格ラインがある。
  23. 伸びる科目は、伸ばせるだけ伸ばして、点数を稼ぐ。
  24. 音読を制する者は、受験を制する。
  25. 感情を込めて音読すれば、無味乾燥な勉強さえ、感動的になる。
  26. 音読だけで満足しない。
    特に覚えておきたい一文やキーワードは、紙に書く。
  27. 「一度書いたら、一生消えない、忘れない」そう思わせてくれるのが、ボールペンの素晴らしい点。
  28. わかりやすい参考書があっても、勉強の中心はあくまで教科書である。
  29. 時計は、時間の貴重さを教えてくれる先生である。
  30. なぜ大人たちは「今のうちに勉強しろ」と言うのか。

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