私は昔からメモを取るときには、ボールペン派です。
人から話を聞くときに取るメモも、シャープペンシルではなくボールペンです。
学生時代からノートを取るときには、鉛筆ではなくボールペンばかり使っていました。
各種試験の勉強のときも、鉛筆は使わず、ボールペンばかりです。
鉛筆やシャープペンシルの芯は全然なくなりませんが、ボールペンの黒いインクだけはすぐなくなるくらい使っています。
なぜボールペンばかりなのかというと、理由があります。
記憶力がよくなるような気がするからです。
ボールペンを使うと「ある独特の心理状態」になれます。
油性のボールペンの字は、後から消しゴムで消すことができません。
一度書けば、ずっと残り続けます。
紙を燃やさなければ、一生涯残り、インクも色あせません。
ボールペンを使って書いていると、その心理状態が働きます。
「紙に書いて覚えたことは、ボールペンで書いたように消えない」
そう思わせてくれるところが、ボールペンの素晴らしい点です。
暗示でもいい。
思い込みや暗示は、重要です。
プラシーボ効果を生み出します。
「自分は覚えられる」と思い込むことで、勉強や記憶への心理的障壁をなくすことができ、勉強への姿勢が前向きになります。
今、手元にあるボールペンで何か字を書いてみましょう。
「何だか覚えられそう」という気がしませんか。