私は1日の終わりには、いつも銭湯にかよっています。
大きなお風呂に浸かり、半身浴をします。
ぬるま湯でも10分ほど浸かっていると、急に汗が噴き出し始めます。
体が芯から温まったところでお風呂を出たいところですが、私の場合、ちょっと変わったことをしています。
温まった体を、水風呂に入って冷ますようにしています。
せっかく温まった体を冷やすのは、もったいないと思われることでしょう。
経験的にそうするようになりました。
水風呂には大きな2つの特徴があります。
私はこれまでの人生経験から、温まった体でお風呂を上がるほうが風邪を引きやすくなることに気づきました。
温まったから風邪を引きにくいと考えてしまいそうですが、逆です。
湯冷めをして、逆に体が冷えてしまいます。
体が温まっているので、熱を発生させようとする体の働きが鈍くなり、お風呂を出た後は、急に鳥肌が立ちます。
温まった分、しばらくすれば急激に体温が低下し、風邪を引きます。
しかし、水風呂に入っていると、逆に風邪を引きにくくなります。
冷たい水に浸かっているからこそ、体が冷たさに対抗しようと熱を発生させようとします。
水風呂に入っているわずかな時間は、当然寒いですが、水風呂から出た後は、なぜか温まっています。
風邪も引きにくくなります。
なぜか、水風呂に入る習慣を始めてから、風邪を引きにくくなりました。
もう1つ忘れてならないのは、心と体を引き締める効果もあることです。
冷たい水に浸かると、低温度のため、きゅっと体中に気合が入ります。
怠けた気持ちが引き締まります。
引き締まった精神状態は、物事を前向きに捉えられるようになり、なぜかプラス思考になります。
水風呂は風邪がひきにくくなり、身も心も引き締まるというダブル効果があるのです。