テレビは、情報を手軽に手に入れることができるマスメディアです。
映像と音声を、無料でいくらでも楽しめます。
嬉しいことですが、怖いことでもあります。
テレビは見るほど、宣伝に洗脳されてしまい、正しい判断を失ってしまいます。
もちろん番組によっては、教養になる内容もあります。
しかし、受動的になっているため、身につきにくいのです。
テレビは、時代や流行を知るためのツールの1つですが、必須ではありません。
テレビを見なければ、どこで時代を把握すればいいのでしょうか。
自分が、町へ出かければいいのです。
町へ出かければ、今の流行や時代の流れが見えてきます。
そういうことは、肌で感じてこそ、役立ちます。
テレビは、受動的です。
受け身になって情報を受けていると、いつまでも自分の人生を開拓することができません。
自分から動いて、見て触れて感じて、時代を体感して感じ取っていくのです。
それが本当の社会勉強です。
テレビを見る暇があれば、町へ出かけてみましょう。
今の流行は、街を歩いている若者のファッションを見れば、よくわかります。
洋服屋の店頭や店内をのぞいたり、気に入ったものは試着したりすれば、時代が肌で感じられます。
本屋に立ち寄れば、今のベストセラーがわかります。
映画館に行けば、新作で賑わっている様子がわかります。
私は、よく外食をします。
基本的に、毎日外食といってもいいくらいです。
朝、早起きして、近場のファミリーレストランへ行って注文します。
レストランのメニューを見ると、時代と季節を読み取れます。
マンゴーが流行しているときには、マンゴーのデザートメニューが豊富になります。
目で見て楽しんで、触感と舌で味を感じるのです。
また、季節の変化に応じて、メニューも変わりますから、食を通じて季節を体感します。
それは、テレビを見ているだけでは、絶対にわかりません。
テレビは視覚しか刺激しませんが、自分が外へ出かけると、五感を通じて、刺激が飛び込んできます。
時代の流れ、流行、季節感は、肌で感じることです。
テレビのスイッチを消して、町へ出かけましょう。
テレビだけでは得られない具体的な「生の情報」であふれています。
生活に生かすことのできる情報は、まず体感することが大切なのです。