世の中には、多くの物事、現象、情報があふれています。
どれが、大切かどうかは関係ありません。
その人の目的によって、大切なことは変わるからです。
世の中を、一般的な目で見て、大切なことを見抜く必要はありません。
一般的に大切なものを見つけようとしていることは、人目を気にしているということです。
人からも「それは大切だね。重要だね」と言われ、認められたいから、一般的に重要なことを探そうとしています。
でも、本当は「他人には重要ではないが、自分にとって重要なこと」を見つけることです。
ほかの人とは違い、目的意識があるからこそできる選択です。
自分の都合で重要度を決めていいのです。
人によって目的意識が違うからです。
たとえば、看護をして病の人を救いたい人がいるとします。
そういう人は、英語の勉強には興味を持たないことでしょう。
英語が自分にとって、重要ではないと判断します。
また一方で、英語の勉強をしている人は、医学の勉強に興味を持たないことでしょう。
英語を話して、世界の掛け橋になろうとする人には、医学が自分にとって大切だと感じないからです。
「その人が何を目的にしているか」によって、世の中の大切なことが変わってきます。
世の中で大切なことは「人それぞれ」ということです。
あなたは「一般的に大切なこと」を探してはいないでしょうか。
「平均値」
「一般的」
「客観的」
本当に大切なのは、あなたが何を求めているかです。
目的に応じて、大切なことは変わるのです。
自分本位に好き勝手に決めてかまいません。
一番重要なことは「目的を持って行動する」ということです。
自分の行動に目的を持てば、それだけで情報処理の技術を身につけたと言っても過言ではないのです。