執筆者:水口貴博

ビジネスパーソンのための30の食事マナー

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飲みに行っても、翌日の仕事に支障を来さないこと。

飲みに行っても、翌日の仕事に支障を来さないこと。 | ビジネスパーソンのための30の食事マナー

仕事が終わった後、仕事仲間と飲みに行くことがあります。

歓迎会・忘年会のような計画的な飲みではなく、同僚と話しているうちに飲みに行こうという流れになる場合です。

仕事のストレスがたまっているときは、こういうパターンはよくあります。

忘年会や新年会のような計画的な集まりでは、休日の前夜が定番です。

次の日が土曜日で会社が休みだからです。

飲みすぎて遅い時間になっても、次の日が休日なら安心です。

「次の日が休日」という開放感もあるため、休日の前夜は盛り上がりやすい。

しかし、気をつけたいのは、急に同僚と飲みに行くことになったときです。

必ずしも休日の前夜とは限らず、月曜や火曜の夜ということもあるでしょう。

飲みに行くのはいいのですが、気をつけたいのは、アルコールの量と時間です。

話が弾んで飲みすぎてしまうと、抑制が利かなくなります。

二日酔いで、次の日に会社を休むのは言語道断。

もし飲みすぎで休むことがあれば、会社から自己管理能力が欠けていると判断され、評価に悪影響が出るでしょう。

またアルコールでなくても、深夜まで飲んでいて、終電に間に合わない事態も避けたいところです。

話が盛り上がると時間感覚がなくなり、気づくと終電の時間が過ぎている場合があります。

「そんなことがあるわけない」という人に限って、あるのです。

飲みに行くことはあっても、次の日の仕事に支障を来さないことが社会人としてのマナーです。

ビジネスパーソンのための食事マナー(9)
  • 飲みに行っても、翌日の仕事に支障を来さない程度にする。
乾杯のときには、お酒が飲めなくても口だけはつける。

ビジネスパーソンのための30の食事マナー

  1. テーブルの上に荷物を置かない。
  2. 食事の際は、音を立てないこと。
  3. 乾杯のときに、グラスをかちんと合わせてはいけない。
  4. 飲み終わったお吸い物の蓋は、元どおりに閉めておくこと。
  5. 食べかけたものを、皿に戻してはいけない。
  6. 無礼講だとはいえ、本当に無礼になってはいけない。
  7. 食事中のタバコは、マナー違反。
  8. 食事中に会話をしてもいいが、口に食べ物を入れたままは厳禁。
  9. 飲みに行っても、翌日の仕事に支障を来さないこと。
  10. 乾杯のときには、お酒が飲めなくても口だけはつける。
  11. 勢いに乗っても、酔いつぶれてはいけない。
  12. 洋食では「食事中」「食事が終わりました」というサインがある。
  13. レストランで店員を呼ぶとき、大声を出さない。
  14. 食事中に携帯電話を触らない。
  15. 内輪にしかわからない話題は、控えよう。
  16. 忘れる人が多い、おごってもらったときのお礼。
  17. おしぼりで、顔を拭いていませんか。
  18. ウエイター、ウエイトレスを「お兄ちゃん、お姉ちゃん」と呼ぶ人は、品位を疑われる。
  19. 仕事で喫茶店へ行く場合は、周りに合わせて注文すること。
  20. 食事の場は、上司に仕事力をアピールするチャンス。
  21. 食事のスピードは、相手に合わせること。
  22. 上司からの飲みの誘いは「仕事の延長」である。
  23. 内部の機密情報を、外で口にしてはいけない。
  24. テーブルの上より下に、本性が現れる。
  25. おごってもらったら、お礼を伝えるチャンスは3回ある。
  26. 基本的に、出てきた料理は残さないこと。
  27. 立食パーティーでは、椅子を独り占めしないこと。
  28. 立食パーティーでは、決まりきった仲間で固まらない。
  29. バイキング(ビュッフェ)形式では、料理の前で立ち止まり続けないこと。
  30. バイキング(ビュッフェ)形式では、皿に何種類も盛り付けしないこと。

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