食事マナーというのは、ナイフやフォークの使い方だけではありません。
不注意は、意外なところに存在します。
たとえば、食事中の会話です。
仕事の関係で、食事をしながら業務の話をすることがあります。
打ち合わせや話し合いを、レストランや喫茶店ですることはよくあります。
仕事の話をするのはいいのですが、社内の機密情報に関わる話を公共の場でするのは控えなければなりません。
新企画の話、事業再編の話、経営状態の話など、機密に関わる情報を公共の場で話すのは危険です。
誰が聞いているかわかりません。
うっかり口にした言葉で大切な情報が外部に漏れ、社会にとって都合の悪い噂が立つ場合もあります。
のんきに話をしていた学生時代とは異なり、社会では食事中の話題にも注意が必要です。
会社の看板を背負っているという社会人としての自覚を持ち、食事の際にも会話の内容に注意しましょう。