すべての勉強には、知識と体験の両方が必要です。
人付き合いで悩んでいる人は、単純に知識が足りないか、体験が足りないかのどちらかです。
知識があれば、どうすればいいのか頭ではわかりますが、体験がないと今度は体がうまく動きません。
体験があれば、実践はできていますが、知識がないためにどうすればうまくいくのかわかりません。
間違った行動や選択をしてしまうことになります。
人付き合いでは、人とうまく接するための知識と体験の両方があって、初めてうまくいくのです。
子どもたちは、このどちらも不足していますから、よく喧嘩をします。
自分中心で考えたり、相手の気持ちを考えなかったりするのです。
また、どうすれば相手に喜んでもらえるのかという知識も体験もないため、すぐ喧嘩になってしまうのです。
大人は大人らしく、知識と体験の両方を身につけて、人付き合いに向かいましょう。
本ばかり読んでいる人は、本を閉じて、得られた知識を持ってどんどん行動しましょう。
せっかく得られた知識を体に染み込ませるために、知識の次には実践をすればいいのです。
また行動ばかりの人は知識が不足していますから、ちょっと人付き合いは休憩して、本を読んで知識を吸収する時間を設けましょう。
行き当たりばったりの行動ではなく、人付き合いのポイントを勉強して、事前に押さえておくことも時には大切です。
あなたは、知識派でしょうか。
それとも、実践派でしょうか。
どちらが大切なのではなく、どちらも大切です。
要は、バランスなのです。
この2つを組み合わせた「知識実践派」になればいいのです。
2つのバランスがうまく釣り合ってこそ、悩みはなくなり、解決へと向かうのです。