私は執筆をするようになってから、失敗をすると無性に嬉しくなってしまうようになりました。
書くネタができるからです。
「やった!」と喜んでしまい、にやにやしてしまいます。
面白いネタであるほど、読者は懸命に読んでくれますが、とりわけ失敗してしまうような体験は、よい話のネタになります。
むしろ、自分から失敗しに行こうとしているくらいです。
失敗をすれば、話のネタができ、成長にもなり、一石二鳥になります。
金銭トラブルや人間関係など、取り返しのつかない失敗はいけませんが、自分だけ迷惑を被るならしたほうがいいのです。
話のネタになると思えば、あらゆる失敗や困難がネタになります。
私はサイトを運営している側でよくわかるのですが、失恋した文章は不思議と人気があります。
「人の不幸は蜜の味」といいます。
たしかに不幸話は面白くてためになります。
面白いだけでなく「自分もこのようにならないように気をつけよう」と思い、参考にするからです。
いわば、HAPPY LIFESTYLEのネタは、私の失敗談で成り立っているといっても過言ではありません。
失敗談のほうが面白いし、書いている私もストレスを吐き出せてすっきりします。
私も読者にとってもプラスになることが、失敗談なのです。