執筆者:水口貴博

新入社員が入社3年間に心がける30のこと

4

仕事の仕方を徹底的に極める。

仕事の仕方を徹底的に極める。 | 新入社員が入社3年間に心がける30のこと

「仕事の仕方」を覚えることは、基本の中の基本です。

「仕事の基本」とは「仕事の仕方」のことをいいます。

当たり前に行う基本的な仕事です。

エゴの強い新人ほどよくやりがちなことですが、ささいなテクニックや技術を使って、仕事を早く終わらせようとします。

しかし、それは、慣れてから行うことです。

まだ仕事に慣れていない新人は、仕事の仕方を極めなければなりません。

正攻法を、徹底的に極めるのです。

「この仕事にはこのように対処する。この仕事はこうやればいい」という基本を、ただ素直に吸収することです。

基本をしっかり身につけなければ、応用もできないからです。

仕事は数学のように基本をしっかり身につけていないと、応用ができなくなります。

足し算や引き算ができてから、次の文章問題へと応用が利くように、仕事でも基本ができてこそ、応用ができるようになるのです。

たとえばコピーです。

コピーを取るという仕事も、できる人とできない人にわかれます。

コピーという仕事をする前にまずしなければならないことは、コピー機の使い方です。

コピー機の使い方を知って、初めてコピーができるようになります。

この順番を間違ってはいけない。

仕事をする前に「仕方」を学ばなければ、仕事すらできないのです。

一度コピー機の使い方を学べば、自分で仕事をするときに活用でき、他人の仕事のお手伝いにも応用できるようになります。

それもこれも、まずコピー機の使い方を初めに学ばないことには、何も始まらないのです。

新人は、徹底的に仕事の仕方を学ぶ努力をすることです。

この基本をどれだけしっかり身につけているか否かによって、その後の成長が変わります。

基本ができるようになると、後から応用がいくらでもできるようになるのです。

新入社員が入社3年間に心がけること(4)
  • 仕事の仕方を、徹底的に極める。
新人時代は、アクセル全開でいい。

新入社員が入社3年間に心がける30のこと

  1. 入社3年間にできた差は、後から取り戻せない。
  2. 人付き合いこそ、一番の課題。
    人間関係に苦労は、当たり前。
  3. 基本言葉、言い忘れていませんか。
  4. 仕事の仕方を徹底的に極める。
  5. 新人時代は、アクセル全開でいい。
  6. 新人のうちは、どんな仕事でも引き受ける。
  7. ウォーミングアップがないと、仕事ははかどらない。
  8. 入社3年間は「新人です」というセリフに要注意。
  9. 球拾いは、雑用ではない。
    立派な勉強なのだ。
  10. 小さな実績をこつこつ積み上げて、大きくする。
  11. 任された雑用のトップになろうではないか!
  12. 抽象的を卒業しよう。
    社会人からは、具体的が大切。
  13. 報告・連絡・相談は、言われる前に言う。
  14. 世間知らずの状態から抜け出そう。
  15. 偏りのある情報から抜け出そう。
  16. 頭だけで考えない。
    トライして、失敗して、体を通して学ぶ習慣を持つこと。
  17. 仕事の依頼が来るまで、席でじっと座ってばかりになっていませんか。
  18. トイレ掃除は、人間の内側が見える仕事。
  19. 入社3年間は「貯金」より「自己投資」に比重を置く。
  20. 仕事にも「鮮度」がある。
    頼まれた瞬間から始めよう。
  21. 得意な分野を作ろう。
    仕事には「波及効果」がある。
  22. 実績は、姿勢によって作られる。
  23. 失敗をしたときの対応によって、成長の差ができる。
  24. 師匠を見つけると、スピード成長ができる。
  25. 仕事ができるようになるほど、上司は口を出してくる。
  26. もうこれからは迷わない。
    社会人からは、決断力をつけよう。
  27. 自分の体は1つ、取り換えはできない。
    仕事のしすぎには、要注意。
  28. 水のようになろう。
    「こだわり」は、仕事への障害となる。
  29. どんなシチュエーションでも、無礼講になってはいけない。
  30. 誰もが一度は考える。
    「仕事、辞めようかな」

同じカテゴリーの作品

2:32

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION