執筆者:水口貴博

新入社員が入社3年間に心がける30のこと

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トイレ掃除は、人間の内側が見える仕事。

トイレ掃除は、人間の内側が見える仕事。 | 新入社員が入社3年間に心がける30のこと

新人には、仕事が始まる前の仕事があります。

掃除です。

社内の掃除は、新人が入社してはじめに担当する重要な仕事です。

どれだけ掃除がきちんとできるかによって、新人の質が見えてきます。

適当に大雑把な掃除をしている新人は、そういう人だと思われます。

一方、気づかないような細かなところまで、きちんと掃除ができる新人は気の利く人だと思われます。

また部屋の中の掃除だけでなく、トイレ掃除もきちんとできているでしょうか。

誰もが避ける掃除場所をすすんで掃除ができる新人は、それだけ仕事も与えやすくなります。

トイレのような汚い場所でも、嫌な顔せずに一生懸命できる人は、どんな仕事を与えても嫌な顔をせずに一生懸命になるでしょう。

私は当初、トイレの掃除がきちんとできていないために、社長からトイレの中で教育を受けたことがあります。

社内で指導を受けるならまだしも、トイレの中で指導を受けるのは珍しい。

  • 水周りの掃除をきちんとすること
  • 手を拭く紙の補充を、きちんとチェックすること
  • 汚れは気づいた人から掃除していくこと
  • トイレに行くたびに、掃除だと思うこと

こうしたことを心がけるよう指導を受けて、今まで意識していなかった自分が恥ずかしくなったものです。

「ほかの人が、気づかないところに気づける人が、伸びていく人だ」

そう指導されたものです。

先輩たちは、あなたの掃除の仕方によって、どんな仕事を与えようかを決めています。

掃除は、自分をアピールするための、もってこいの作業なのです。

新入社員が入社3年間に心がけること(18)
  • 掃除のために、一番早く出社する。
入社3年間は「貯金」より「自己投資」に比重を置く。

新入社員が入社3年間に心がける30のこと

  1. 入社3年間にできた差は、後から取り戻せない。
  2. 人付き合いこそ、一番の課題。
    人間関係に苦労は、当たり前。
  3. 基本言葉、言い忘れていませんか。
  4. 仕事の仕方を徹底的に極める。
  5. 新人時代は、アクセル全開でいい。
  6. 新人のうちは、どんな仕事でも引き受ける。
  7. ウォーミングアップがないと、仕事ははかどらない。
  8. 入社3年間は「新人です」というセリフに要注意。
  9. 球拾いは、雑用ではない。
    立派な勉強なのだ。
  10. 小さな実績をこつこつ積み上げて、大きくする。
  11. 任された雑用のトップになろうではないか!
  12. 抽象的を卒業しよう。
    社会人からは、具体的が大切。
  13. 報告・連絡・相談は、言われる前に言う。
  14. 世間知らずの状態から抜け出そう。
  15. 偏りのある情報から抜け出そう。
  16. 頭だけで考えない。
    トライして、失敗して、体を通して学ぶ習慣を持つこと。
  17. 仕事の依頼が来るまで、席でじっと座ってばかりになっていませんか。
  18. トイレ掃除は、人間の内側が見える仕事。
  19. 入社3年間は「貯金」より「自己投資」に比重を置く。
  20. 仕事にも「鮮度」がある。
    頼まれた瞬間から始めよう。
  21. 得意な分野を作ろう。
    仕事には「波及効果」がある。
  22. 実績は、姿勢によって作られる。
  23. 失敗をしたときの対応によって、成長の差ができる。
  24. 師匠を見つけると、スピード成長ができる。
  25. 仕事ができるようになるほど、上司は口を出してくる。
  26. もうこれからは迷わない。
    社会人からは、決断力をつけよう。
  27. 自分の体は1つ、取り換えはできない。
    仕事のしすぎには、要注意。
  28. 水のようになろう。
    「こだわり」は、仕事への障害となる。
  29. どんなシチュエーションでも、無礼講になってはいけない。
  30. 誰もが一度は考える。
    「仕事、辞めようかな」

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