言葉遣いを軽く見ていませんか。
言葉は、実は重要です。
ささいな言葉の違いでも、受け取る側には大きく変わるものです。
私は仕事をするうえで、言葉遣いを大切にしています。
特に命令系の言い方は、しないようにしています。
「~しなさい」
「~しろ」
「~をやれ」
こんな言い方で仕事を頼まれると、正直、気分が悪くなってしまいますよね。
私の場合、こんな言い方で仕事を頼まれると、仕事をしたくなくなります。
モチベーションが下がり、やる気がなくなります。
言葉1つによって、仕事のモチベーションややる気が変わってしまうのですから、注意しないといけません。
言葉遣いは、直接的ではありませんが、間接的として仕事の質に大きく関係します。
私が仕事をお願いするときには、以下の言い方をいつも心がけています。
「お願いします」
「~してくださいませんか」
こうした言い方は、相手に反発されることがありません。
自分が1歩下がり、腰を低くしながらお願いすると、部下も気持ちよく「わかりました」と言ってくれます。
命令は決して使いません。
命令は、同じ「お願いする」というニュアンスはあっても、攻撃的であり、反発を生み出します。
お願いをする側、される側、お互いのモチベーションを保ちながら、仕事をすることが、早くて質の高い仕事につながるのです。