雲には名前が付いています。
雲にはさまざまな形があって、種類がたくさんあるように思われますが、意外と数える程度しかありません。
大きく分けると、たった10種類だけです。
巻雲、巻積雲、巻層雲、高積雲、高層雲、乱層雲、層積雲、層雲、積雲、積乱雲です。
これを「十種雲形」といいます。
たとえば、晴れた日によく見かける、綿のような雲といえば「積雲」です。
高い空にあって、はけで白いペンキを伸ばしたような筋状の雲であれば「巻雲」です。
もこもことした複数の雲が並んでいるなら「高積雲」です。
雨を降らせる雲であれば、十種雲形のうち2種類しかありません。
空全体を覆う灰色の雨雲なら「乱層雲」であり、もくもくと上に伸びていて、豪雨をもたらす雨雲であれば「積乱雲」です。
たくさんあると覚えるのは大変ですが、たった10種類だけなので、意外と簡単に覚えられるのではないでしょうか。
これらを特徴とともに覚えておき、毎日雲を眺めるたびに雲の名前を当てていくのです。
十種雲形を覚えると「雲の名前当てゲーム」を楽しめるようになります。
空を眺めるたびに雲の名前当てゲームをすれば、空を眺める楽しみが増えます。
1日のうち、何回か雲が変化することもあるので、それだけ楽しみも増えます。
十種雲形は一生使える知識なので、覚えて損はありません。
雲の名前を覚えて、雲の名前当てゲームを楽しみませんか。