あなたは今日、我慢をしました。
いらいらしましたが、耐えました。
悪口を言いたくなりましたが、自重しました。
手が出そうになりましたが、自制しました。
ぎりぎりの状態でしたが、なんとか一線を越える手前でこらえました。
切れたら最後です。
必ず後悔で終わります。
取り返しの付かないトラブルに発展する可能性もゼロではありません。
それがわかっているので、きちんと感情をコントロールして抑止したのです。
すでにそういった失敗を経験したことがあるので、もう同じ失敗は繰り返さないことを意識しています。
だから我慢ができたら、自分を褒めてください。
「よく耐えた」と。
我慢ができたのは、きちんと前頭葉が発達している証拠です。
我慢をすることで前頭葉が刺激され、どんどん鍛えられます。
自分を褒めることで、我慢したことが報われます。
我慢は、外見と内面にギャップがあります。
我慢そのものは特別なことではありません。
表向きはじっとしているだけですが、実際は大きな困難を乗り越えています。
派手なアクションはなく、一見何もしていないように見えても、心の中では大きなバーベルを持ち上げています。
心のパワーリフティングを成功させているのです。
さて、問題なのは、ストレスです。
我慢したら、ストレスもたまっています。
大きな我慢であればあるほど、大きなストレスがたまっています。
たまったストレスは、そのまま放置せず、しっかり解消させましょう。
我慢とはいえ限界があります。
我慢は大切ですが、我慢しすぎは体に毒です。
きちんとストレスを解消させないと、ストレスがたまる一方になります。
いずれ限界に達して、心身の不調につながるの恐れがあるのです。
だからこそ、我慢の後はストレス解消が必要です。
趣味や遊びなど、ぱっと気分が晴れるようなことをしましょう。
爆発する前に、きちんとストレスを解消させれば、また明日もしっかり我慢できるようになります。