「趣味が仕事にはならない」と言う人がいます。
「遊びや気晴らしでやっていることが仕事になるなんてあり得ない。仕事にしたとしてもうまくいくわけがない」と思っています。
これは大きな誤解です。
趣味とはいえ、やればやるほど知識や技術が身につきます。
経験が豊富になって、勘が働くようにもなったり気づきが鋭くなったりします。
最初は遊びや気晴らしでしかない趣味であっても、どんどん趣味を突き詰めていくと、高度なレベルに達します。
いずれ知識も技術も並外れたレベルに達し、仕事にすることが可能になるのです。
世の中を見渡すと、趣味が高じて仕事になった人は大勢います。
まだまだ数を上げれば切りがありません。
趣味が高じて仕事になった人は、すべての職種に存在します。
自分では単なる趣味と思っていても、周りから見ると、プロや玄人として見えるもの。
並外れた知識や技術は、優れた武器です。
趣味の延長に仕事があるのはうらやましいかぎりですが、実は普通によくあることです。
あなたの身近にも、趣味が高じて仕事になった人がいるかもしれません。
口に出して言わないだけで、趣味が高じて仕事になった人は意外と多いのです。
趣味が高じて仕事になった人は「大変だけど楽しい」が口癖です。
もちろん趣味とはいえ、仕事となると楽しいことばかりではありません。
どんな趣味でも、仕事にするからには、それ相応の大変さはありますが、やはり好きの力は大きい。
好きなことだから積極的に取り組めます。
つらいことや大変なことがあっても、好きなことなら乗り越えられます。
知識や経験が豊富である分、自信を持って仕事ができます。
趣味が高じて仕事になった人は山ほどいるのですから、チャンスがあれば、自分も試してみる価値はあります。
オンとオフを分けたいという人もいるでしょう。
あくまで息抜きとして趣味を楽しむのもいいですが、仕事にしたい気持ちがあるなら、抑える必要はありません。
自分の気持ちに正直になってチャレンジしてみるのです。
好きな趣味を仕事にできれば、大変なこともありますが、毎日が楽しく仕事ができます。
「趣味が仕事になりました」という言える人は、かっこいいのです。