自分の趣味のことを「くだらない趣味」と言う人がいます。
好きでやっている趣味にもかかわらず、自分で自分の趣味をけなすのです。
世間から見ると、おかしな趣味なのかもしれません。
自慢できる趣味ではないのかもしれません。
ニッチでマイナーな趣味もあれば、低俗な趣味もあるかもしれません。
自分が楽しんでいることにもかかわらず、照れや申し訳なさがあって「くだらない趣味」とけなすのです。
ときどき聞かれる表現ですが、心当たりがあるなら、改善しておきたいポイントです。
自分がそれに真剣に取り組んでいるなら、ネガティブな言い方はしないほうがいい。
自分で自分の趣味をけなしてどうするのでしょう。
冗談や自虐のつもりで言っているのかもしれませんが、印象の良い言い方ではありません。
これは、自分の趣味の悪口を言っているのと同じです。
自分の趣味のことを「くだらない趣味」と言っていると、たとえ冗談でも、本当にそう思えてきます。
ネガティブな自己暗示がかかってしまい、趣味をしている時間がむなしくなります。
そして、それをやっている自分までくだらないように思えてくるのです。
自分の趣味は、自分が楽しむためにやっているのですから、くだらない呼ばわりするのはよくありません。
趣味を軽んじる言い方は、趣味に対しても失礼です。
自分が好きでやっていることなのですから、悪く言わないほうがいいのです。
自分の趣味は、どんなものであれ、ポジティブな言い方をしましょう。
たとえば「大切な趣味」「大好きな趣味」という表現が好印象です。
変わった趣味であろうと、胸を張れる趣味でなかろうと、とにかくポジティブに言うのが良い。
愛情を持った表現がベストです。
どんな趣味であろうと、人生の充実につながっているなら素晴らしい趣味です。
趣味は、生きがいになります。
人生に充実をもたらしてくれる存在です。
今までも、そしてこれからも、ずっと長くお世話になるでしょう。
大切な趣味・大好きな趣味と言えば、趣味に誇りを持て、ますます楽しくなるのです。