執筆者:水口貴博

飲み会・宴会で幹事が心がける30の心得

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上司に穴埋めの費用をいただいた後にする、一工夫。

上司に穴埋めの費用をいただいた後にする、一工夫。 | 飲み会・宴会で幹事が心がける30の心得

歓迎会や送別会では、主役がお金を出しません。

その代わり、上司に穴埋めをお願いするのが一般的です。

つまり、上司に限っては参加費を多めに徴収するのです。

上司ですから、メンバーの代表者として理解してくれることでしょう。

このルールは、社会人を経験していれば当然の習わしになります。

上司に多めに出してもらえば「ありがとうございます」と言って、終わりにするのではありません。

ここが注意です。

一般的だからこそ、幹事はうっかりしやすいところです。

上司は、いくら立場上とはいえ、やはり余分な出費を痛いと感じています。

ありがとうだけでは不十分です。

さらに一工夫、凝らします。

幹事は、歓迎会や送別会の案内をメールなどで伝えるタイミングがあります。

その際、必ず上司から多めに出費があったこともあわせて伝えましょう。

「今回の参加費用は○○です。部長から多めにいただいたので低く抑えることができました。○○部長、ありがとうございます!」

参加者全員に伝えるのがマナーです。

さりげなく、メールで上司を立てるのです。

幹事はただ上司から穴埋めの費用をいただくだけでなく、必ずみんなに報告するのも仕事です。

多めに出費した上司としても顔が立ちます。

それだけでは終わりません。

さらに宴会当日にも、もう一度報告です。

幹事が司会をするなかで、部長に費用を多めに出してもらったことを、もう一度報告しましょう。

みんなに喜んでもらえれば、上司も多めに出したかいがあったと感じます。

上司は上司らしく顔が立ちますし、機嫌もよくなるのです。

飲み会・宴会で幹事が心がける心得(5)
  • 上司に余分な穴埋めの出費をいただければ、メールでみんなに報告する。
職場にいる幹事経験者に、助言をもらう。
可能なら、サブとして幹事になってもらう。

飲み会・宴会で幹事が心がける30の心得

  1. 幹事で成功することは、出世の近道である。
  2. 幹事の仕事とは、仕切ることではない。
    気遣うこと。
  3. 「すべて幹事に任せます」という言葉を、うのみにしない。
  4. 主役がいると多くなりやすい参加費用を、低く抑える方法。
  5. 上司に穴埋めの費用をいただいた後にする、一工夫。
  6. 職場にいる幹事経験者に、助言をもらう。
    可能なら、サブとして幹事になってもらう。
  7. 幹事が店を選ぶなら、評判のいい店より、行き慣れた店がいい。
  8. お酒を飲むと急変する人の情報を、事前にチェックしておく。
  9. いきなり乾杯をするのはご法度。
    乾杯の前にしなければいけないこととは。
  10. あらかじめ、2次会や3次会の候補を考えておく。
  11. 幹事は、やる気があれば、誰でもできる。
    そう思ったある人物との出会い。
  12. 2次会の参加率は、1次会の場所が、大きく影響する。
  13. 宴会の目的がストレス発散なら、あらかじめ個室で行うほうがいい。
  14. 幹事をするなら、お酒は控えめに。
  15. まとめ役の幹事は、盛り上げ役を買って出ることもある。
  16. お酒でもカラオケでも、嫌がる相手に強要する人は、みんなからも嫌われる。
  17. 日程は、心理状態の波を読んで決めると、盛り上がりやすくなる。
  18. 事前に集金をしておけば、幹事もメンバーも集中しやすくなる。
  19. こっそり上司の誕生日に、宴会を合わせる。
  20. 宴会の席順を交流会らしくするアイデア。
  21. 飲み会で、単純かつ盛り上がる定番のイベントとは。
  22. 幹事は上座に座ればいいとは限らない。
    幹事が座るべき、意外なベストポジションとは。
  23. 幹事は、胸ポケットにメモ用紙とボールペンをしのばせる。
  24. 幹事を楽しむ気持ちがあれば、企画も準備も、面白くなる。
  25. 会社から出るお金に対しては、コストに対する意識が低くなりやすい。
  26. 宴会の会計は、必ずクレジットカードが鉄則。
  27. 次の日も仕事があるなら、宴会に制限時間を設けるのは常識。
  28. 予約をするとき、断られることを承知で、わがままを言ってみる。
  29. 騒ぎすぎたとき、店員に謝る。
    迷惑をかけなくても、店の人に話しかける。
  30. 宴会における最大の事故は、最も油断しがちな帰り際に起こりやすい。

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