一人暮らしを悩まされるのは、セールスや勧誘です。
自宅にいると、チャイムが鳴ります。
何だろうと思って出てみると、訪問販売なのです。
「話だけでも聞いてみようかな」「お得な話かもしれない」「わざわざ来てくれたのだから」と思うかもしれません。
一人暮らしのときに訪問者が現れると、なんとなく寂しさが和らぎます。
田舎から上京したばかりの人は警戒心が緩くて、思わぬドアを開けてしまいがちです。
その販売員がかっこいい人・かわいい人であれば、なおさらです。
だからといって、安易に話を聞くのはおすすめしません。
販売員は言葉巧みに商品を薦めます。
最初は興味関心がなくても、話を聞いているうちに気が変わって、最終的に契約を結ぶことになるのです。
気づいたら多額のローンを組まされることになっていて、顔が青ざめます。
冷静になってから「余計なものを買ってしまった」と悔やむことになるのです。
もちろん必要な集金であれば応じなければいけませんが、そうでなければ応じる義務はありません。
「セールスや勧誘はすべて断る」という姿勢でいきましょう。
「必要なものは、こちらから取りに行く」という姿勢が大切です。
一人暮らしで、セールスや勧誘に悩まされることもあるでしょう。
この問題を効率良く解決できるのが「ステッカー」です。
ホームセンターでは「セールス・勧誘・チラシは一切お断りいたします」と書かれたステッカーが売られています。
このステッカーを1枚貼って、ドアの前に貼っておくと、セールス・勧誘・チラシがぴたりと止まるはずです。
ステッカー1枚は安いもので、簡単に手に入れられます。
セールスや勧誘に悩まされているなら、1枚購入してみてはいかがでしょうか。
仮に契約をしてしまっても「クーリングオフ」という救済制度があります。
クーリングオフとは、契約後、一定期間内であれば、無条件で契約を解除できる制度のことです。
うっかり話に乗せられて契約をしてしまっても、クーリングオフを利用すれば、違約金を払うことなく契約を解除できます。
前払いがあったとしても全額返金されます。
利用するしないは別として、こういう制度があることを頭の片隅に入れておいて損はないでしょう。