一人暮らしをするとき、完璧にこなそうと意気込む人がいます。
掃除も完璧にする、洗濯も完璧にする、自炊も完璧にする。
もちろんすべてを完璧にこなそうとする意気込みは素晴らしいのですが、なかなかそれを実現するのは大変です。
完璧にしたくても、思うようにできないのが人間です。
誰かと同居しているなら手伝ってもらうこともできますが、一人暮らしの場合、そうもいきません。
すべて自分一人でやる必要があります。
時間は限られているし、自分の体は1つしかありません。
徹夜で頑張ると、今度は睡眠不足になってしまいます。
あれもこれもやることが増えてしまい、大きなストレスを抱えてしまいます。
すべてを完璧にこなそうとすると、身が持たないのです。
大切なことは「ほどほどに手を抜くこと」です
毎日洗濯するのが大変なら、数日に1回程度まで減らしましょう。
自分一人であれば、洗濯物といっても量は限られるはずです。
その気になれば、週1回の洗濯でも何とかいけるのではないでしょうか。
夏場は汗をかくので難しいかもしれませんが、そのほかの季節なら、まとめて仕事ができて効率的ということがあります。
毎日掃除するのが大変なら、数日に1回程度にしたり、お掃除ロボットに頼ったりします。
「週1回はお風呂掃除」というルールを決めていたとしても、絶対と考えないことです。
少しくらい掃除をサボっても、命や健康にまったく影響はありません。
毎日きちんと自炊するのもいいですが、大変と感じたら、たまには外食・お弁当で済ませるのもありです。
バランスの良い食事を取るのが難しいなら、サプリメントや栄養補助食品に頼ることも選択肢です。
毎日栄養補助食品ばかりでは問題ですが、たまに食べる程度なら何も問題はありません。
たまにはサボることもあってよし。
たまには甘えることもあってよし。
適当に済ませられるところは、適当に済ませましょう。
ほどほどに手を抜いても、一人暮らしは問題なく過ごせます。
世界にたった1人しかいない自分を優しくいたわることが大切です。
すべて完璧にこなそうとしないことが、一人暮らしを成功させるコツなのです。