「あっ、そうだ! あれをしなきゃいけなかったんだ!」
就寝のタイミングで、やらなければいけないタスクを思い出すことがあります。
ベッドで横になり、目をつぶり、さあこれから寝ようというときに思い出すことがあるものですね。
ひとたびタスクを思い出すと、考え事のスイッチが入ります。
「どういう手順で進めようか?」
「どれだけ時間がかかるだろうか?」
「うまくいなかったときはどうしよう……」
翌朝考えればいいことであっても、ひとたび気になり始めるとなかなか止まりません。
考え事がぐるぐる止まらなくなり、頭の中を占有します。
やらなければいけないことを思い出したら、芋づる式に別のタスクを思い出すこともあります。
脳が興奮してきて、入眠が阻害されるのです。
こうなったときの良い解決法があります。
メモ帳にタスクを書き出すのです。
これだけで不思議と寝られるようになります。
思い出したタスクが緊急性の高いことなら、すぐ飛び起きて対応すべきですが、そうでないなら、潔く翌日に回すのが得策です。
メモ帳に書き出すと、頭の中からタスクを吐き出せます。
「明日の朝、きちんと思い出せるかな」という心配はありません。
メモは確実です。
きちんと文字として残せば、消える心配はありません。
進め方・段取りといった細かいことは、翌日起きてから考えます。
メモしておけば頭を空っぽにできるので、脳の負荷が軽くなり、スムーズに入眠できるのです。