何事も危機感を持つことが大切です。
危機感を持っていない人は、初動が遅くなり、解決も難しくなります。
危機感を持っている人は、初動が早くなり、解決も容易になります。
たとえ小さな問題やトラブルであっても、危機感は必要です。
危機感は、ないよりあったほうがいいものです。
危機感は、問題解決・トラブル対応を加速させる、重要なものです。
危機感を持つためにはどうすればいいのでしょうか。
最悪の結果をイメージするのです。
何もすることなくそのまま放置したら、最終的にどうなるか、最悪の結果を迎えたときの様子を考えます。
虫歯ができました。
痛みがあるにもかかわらず、何も対処することなくそのまま放置しました。
どんどん痛みがひどくなっていくと、顔もぱんぱんに晴れてしまい、普通に食事をするときも激痛が走ります。
最終的に歯を抜かなければいけない状態となります。
借金をしているにもかかわらず、放置しました。
どんどん利子が膨らんでいき、借金額が膨らみます。
いよいよ首が回らなくなり、最終的には借金まみれ、そして人生崩壊へとつながります。
家賃の未払いで大家さんから滞納の連絡が来ました。
にもかかわらず、そのまま滞納を続けていると大変です。
賃貸契約解除になったり、裁判を起こされたりします。
最終的にはアパートを追い出されてしまい、住むところを失うことになって、路上生活をすることになります。
最悪の結果をイメージすると「このままではいけない! 大ごとになる!」と思えます。
このとき、危機感を覚えるのです。
最悪の結果は誰でも経験したくないもの。
危機感を覚えると、いても立ってもいられなくなり、行動が促されます。
問題やトラブルが起こったら、大小問わず、早めに動き始めましょう。