問題には面白い特徴があります。
問題は、文句を言えば言うほど、難しくなっていくのです。
文句を言えば言うほど嫌々な気持ちが強くなり、抵抗感が増していくからです。
簡単な問題でも「嫌だ、やりたくない」と思いながら取り組むと、難しく感じられるようになります。
文句を言うことで問題が解決することはありません。
余計なことに時間と労力を使うことほど愚かなことはありません。
あまり文句ばかり垂れていると、人からの協力も得られなくなります。
相手から幻滅され、助けたい気持ちが消えるのです。
だから、問題に文句があっても、言わないでおくのが賢明です。
心の中で思うことはあっても、口に出して言いません。
文句を言う暇があれば、さっと解決に取りかかりましょう。
リソースは有限です。
文句を言うだけの元気と時間があれば、問題に取りかかれるはずです。
ネガティブなパワーは、ポジティブなパワーに変換しましょう。
問題解決に向けた行動は、早ければ早いほどいい。
文句を言うだけの元気と時間を問題解決に向けたほうが、はるかに良いのです。