トラブル対応は、時間との闘いです。
のんびりしている暇はありません。
トラブル対応は優先度の高い仕事です。
残念ながら、のんきに遊んでいる暇はありません。
旅行の予約や遊びに行く約束をしているなら、キャンセルしたほうがいいでしょう。
一刻も早く解決するためにも、余計なことはしないで、トラブル解決に集中することが大切です。
「トラブルのとき、余計なことをする暇はない」というのは共通の認識でしょう。
しかし、ここでよく誤解されがちなことがあります。
余計なことをする暇はなくても、息抜きは必要です。
人間はロボットではなく、生身の生き物です。
息抜きは、余計なことではありません。
必要なことです。
ずっと根を詰めて仕事を続けていると、疲れたりストレスがたまったりしてパフォーマンスが低下します。
疲れやストレスがたまると、頭がぼうっとして思考力も集中力も低下して、悪影響が出てきます。
そういうときは、きちんと息抜きを入れましょう。
食事をする、仮眠を取る、休憩を取る、ストレッチ運動をする、外を散歩してみる、などなど。
休憩を入れるタイミングがわからなければ、アラームやタイマーをセットするなどして工夫してください。
息抜きをすることで、疲れが回復して元気を取り戻せます。
頭がリセットされて、良いアイデアも浮かびやすくなるのです。
自分に無理をさせないということです。
トラブルで忙しいからといって、息抜きまで省くわけにはいきません。
息抜きは「余計なこと」ではなく「必要なこと」という認識で取り組みましょう。
息抜きは、効率良く仕事をするために欠かせないことなのです。