複数の離れた土地で就職活動をすることがあります。
たとえば、Uターン就職やJターン就職などです。
就職したい場所が、はっきり決まっているならいいのです。
就職活動する土地が決まっていれば、活動拠点もはっきりするため、具体的な行動ができます。
物理的に距離が離れていても、限りある資源を集中させれば、効率よく就職活動ができるはずです。
難しいのは、就職したい場所を迷っているときです。
たとえば「Uターン就職しようか迷っている」という状態があるとします。
大学のある土地で就職活動しつつ、実家のある土地でも就職活動をする状態です。
もちろんそういう状況はあっていいのですが、どちらも中途半端に活動するのはよくありません。
曖昧な気持ちのまま複数の土地で就職活動をすると、時間もお金も分散します。
その結果、最悪の場合、どちらも中途半端に終わる可能性が出てくるのです。
複数の土地で就職活動をする場合は、最初に優先する土地を決めておくといいでしょう。
たとえば「地元を優先する」と決めれば、地元を優先しながら就職活動します。
そのうえで、第2志望や第3志望の土地の企業を絞り込んで就職活動をします。
優先の高い土地から順に企業を回ったほうが、限りある資源を効率よく集中的に投資できます。
軸足をはっきり決めることで、気持ちの軸もはっきりするため、心の整理もしやすくなるでしょう。