トラブル解決で一番大切なのは「話し合い」です。
こちらの言い分を伝えるにせよ、相手の言い分を聞くにせよ、話し合いをなくしては不可能です。
話し合いを避けていると、真剣に問題と向き合っていないと見なされやすくなります。
トラブル解決から逃げていると誤解されても仕方ありません。
面倒な気持ちがあったとしても、きちんとトラブルを解決したいなら、ます話し合いです。
トラブルは、お互いの理解するためにも、話し合いは必要不可欠です。
「会いたくない」「声も聞きたくない」「会ってしまうと感情的になりそうだ」というケースもあるでしょう。
お互いの関係に深い亀裂が入っていたり、対面で話し合うのは困難であったりといったケースは珍しくありません。
トラブルのケースによっては、当事者同士が直接会うと、ますますこじれるケースもあります。
そんなときは、第三者を通して話し合うのが得策です。
第三者を通して解決方法はまったく珍しいことではなく、むしろ一般的です。
第三者であれば、こちらの言い分を伝えやすく、相手の言い分も受け入れやすくなり、話し合いが円滑に進みます。
いつまでも話し合いができず、無駄に時間が過ぎるくらいなら、第三者を通して早めに話し合いを進めるのが得策です。
国際問題では、対立している国同士が和解するシーンがあります。
水面下で第三者を立て、和解に向けた話し合いが行われるのが一般的です。
たとえ戦争をした国同士であっても、和解調停を行ったり友好同盟を結んだりする際は、きちんと話し合いが行われているのです。
日露戦争では、ポーツマス条約が結ばれました。
ポーツマス条約も、アメリカ大統領セオドア・ローズヴェルトが日本とロシアを仲介・斡旋することにより実現しました。
話し合いは、トラブル解決に必要なプロセスです。
丁寧な話し合いを心がければ、それだけ解決も早くなります。
直接話し合うのが困難であれば、どしどし第三者を活用して、話し合いを進めていきましょう。