「そんなに急がなくてもいいよね。のんびりやろう」
「期限までまだ時間がある。後からでもいいよね。ぎりぎりでも間に合いすれば大丈夫だよね」
そう思ったときが危ない。
待機の必要があるなら別ですが、これといった意味もなく、仕事を先延ばしするのは良くありません。
まだ期限まで時間があるからといって、無意味に仕事が遅くなるのは要注意です。
もたもたしていると、気の緩みが生まれます。
惰性が働いてだらだらしてしまい、仕事の質も落ちてしまいます。
「期限までまだ時間がある」と思って油断していると、あっという間に時間が過ぎます。
仕事が遅くなればなるほど、相手は「まだできないの?」「本当に反省しているの?」という思いを募らせます。
のんびりやっていると、期限を失念して「提出を忘れる」というオチも少なくありません。
ピンチのときは「最速&前倒し」を心がけましょう。
「来週中」と言われたことは、今週中に終わらせます。
「明日まで」と言われたことは、今日中に終わらせます。
「6月20日にまで」と言われたことは、ぎりぎり直前で提出するのではなく、できた時点ですぐ提出することです。
もちろん最速&前倒しを心がけるとはいえ、中途半端な仕事は良くありません。
仕事は手を抜かず、丁寧な仕事が前提です。
早めに対応すると、本気や誠意が伝わります。
メールの返事が早いと「やる気がある」「仕事が早い」とポジティブに判断されるのと同じです。
前倒しで対応すると、相手は「早い!」と判断して、プラス評価につながります。
修正であれ謝罪であれ何であれ、できるだけ余計な時間は置かず、最速&前倒しを心がけましょう。
早ければ早いほど、ピンチのダメージも小さくて済みます。
苦しみもストレスも、最小限で抑えられるのです。