ピンチになったとき、自分を責める人がいます。
「すべての責任は私にある」
「こうなったのは自分のせいだ」
「自分はダメな人間だ」
「自分のふがいなさを恥じている」
自己嫌悪・自己批判のオンパレード。
罪滅ぼしのつもりで、いつまでも自分を責めているのです。
もちろん誰でも未熟なところがあり、ミスや失敗をすることもあります。
自分を責めたくなる気持ちはわかりますが、イエローカードです。
どれだけ自分を責めたところで、ピンチは乗り越えられません。
ますますやる気も元気が奪われます。
行動がゼロなら、解決もゼロです。
どんどん落ち込みの沼に引きずり込まれ、抜け出せなくなるのです。
ピンチを乗り越えるために必要なのは、一にも二にも、行動です。
自分を責める暇があれば、解決に向けたアクションを起こしましょう。
謝る必要があるなら謝ります。
修正の必要があるなら修正して、改善の必要があるなら改善します。
なかなか自分を責めることがやめられないなら、自分に厳しい一言を言い聞かせましょう。
「自分を責める暇があれば、さっさと動け!」と。
きちんとやるべきことをやるから、ピンチを乗り越えられるのです。