公開日:2022年11月16日
執筆者:水口貴博

仕事のトラブルを避ける30の方法

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上司や取引先の「いいですよ」を真に受けてはいけない。

上司や取引先の「いいですよ」を真に受けてはいけない。 | 仕事のトラブルを避ける30の方法

仕事が納期に間に合わなかったり、成果物に不良があったりするときがあります。

上司や取引先に報告すると「いいですよ」と許してくれるかもしれません。

嫌な顔を一つも見せることはありません。

寛大な上司や取引先であれば、にこにこしながら優しい言葉をかけてくれるでしょう。

「よかった。許してもらえた。なんて優しいのだろう」

笑顔で許してもらえると、なおさら救われます。

叱られると思っていたのに、あっさり許してくれることがあるでしょう。

ほっと胸をなで下ろすかもしれませんが、ここは要チェックの場面です。

上司や取引先の「いいですよ」を真に受けてはいけません。

言葉のまま受け取らないほうがいい。

少なからず評価が落ちていると考えるのが妥当です。

表向きは寛容な態度に見えますが、実際は心の中で「この程度の人なのか」と思われています。

にこにこしながら言っていても、心の内では残念に感じていることが少なくありません。

「許してもらえたから、また遅れても大丈夫だね」と思い、優しい言葉に油断していると、痛い目に遭います。

何度も繰り返していると、どんどん評価が落ちていき、いずれ見限られることになります。

「いいですよ」ではなく「もういいですよ」と言われたら、さらに深刻です。

「もういいですよ」は「もう次はありません」という意味であり、戦力外通告と同じです。

次の契約更新は絶望的なのです。

上司や取引先の「いいですよ」と言われても、真に受けるのは要注意です。

ビジネスでも、本音と建前があります。

「実際は残念に思われている」「減点につながっている」と受け止め、きちんと反省しましょう。

優しい言葉の裏にある「本音」に気づくことが大切です。

がみがみ叱られることはなくても、がみがみ叱られたのと同じくらい反省することです。

同じ失敗を繰り返さないよう、仕事の進め方や時間の使い方を見直して、具体的な対策を講じてください。

優しい言葉ほど、実は厳しいのです。

仕事のトラブルを避ける方法(23)
  • 上司や取引先から「いいですよ」と言われても、真に受けず、しっかり反省する。
相手の身だしなみを見たとき、見落としていると思われるところがあれば、早めに指摘する。

仕事のトラブルを避ける30の方法

  1. つまらない仕事は、ダッシュでやると、楽しくなる。
  2. 悪い報告をするとき、言い訳から始めていませんか。
  3. 仕事は「処理のスピード」より「着手のスピード」を上げる。
  4. 「できるだけ早く返信する」と思うから、遅くなる。
    「24時間以内に返信する」と思えば、早くなる。
  5. 問題解決は、紙に書き出すことから始まる。
  6. 報告や連絡が大切とはいえ、長々するのはNG。
  7. 目上の人に「はっきりおっしゃってください」と言ってはいけない。
  8. 好き嫌いはあっていい。
    好き嫌いを顔に出すのがいけない。
  9. 結果が出るまでに時間がかかるときは、中間報告が欠かせない。
  10. 仮押さえをするときは、期限を設定しておこう。
  11. 相手から返信がないのは、自分がボールを持っているせいではないか。
  12. 昼食後の2時間は、頭がスムーズに回らない時間帯。
  13. おなかがすいていないなら、お店を決める前に伝えておくのがいい。
  14. 成功者の成功を聞いて、悪口を言うことほどかっこ悪いことはない。
  15. 「お待たせしました」は、後から来る人のマナー。
  16. 最初からやり直しが必要なことは、ぶつぶつ文句を言わない。
    さっと取りかかるのがベスト。
  17. ウェブカメラの切り忘れは、本当に怖い。
  18. 考えすぎて行動できない人の解決方法とは。
  19. ペンを借りることがあれば、自分にイエローカードを出す。
  20. 質疑応答で一度に複数質問するのはマナー違反。
  21. 質問を質問で返すのは、要注意。
  22. 最初にくだらないアイデアを出すのが、リーダーの仕事。
  23. 上司や取引先の「いいですよ」を真に受けてはいけない。
  24. 相手の身だしなみを見たとき、見落としていると思われるところがあれば、早めに指摘する。
  25. 香水をつけるのは、取り扱う自信がある場合のみ。
    自信がなければ、つけない。
  26. 会議のネガティブな空気を、自席に持ってこない。
  27. 「仕事のストレスはプライベートで解消」という考えにとらわれていないか。
  28. コピーを始めるとき、忘れがちなファーストステップとは。
  29. 「野菜を食べたほうがいい」という一言には要注意。
  30. 立ち入り禁止エリアには、何が何でも立ち入らない。

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