公開日:2022年11月1日
執筆者:水口貴博

仕事のトラブルを避ける30の方法

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問題解決は、紙に書き出すことから始まる。

問題解決は、紙に書き出すことから始まる。 | 仕事のトラブルを避ける30の方法

今あなたが抱えている問題は何でしょうか。

1つも問題を抱えていなければいいのですが、そうでない人も多いのではないでしょうか。

抱えている問題があれば、紙に書き出してみてください。

問題は「見たくない」「考えたくない」という心理的な抵抗があって目を背けがちです。

臭いものにふたをするような状態になりやすい。

これは無意識に起こります。

つい対処を先送りしたり、問題があるのに「ない」と錯覚を起こしたりします。

問題解決を先送りすると、問題は悪化の一途をたどるばかりです。

問題を無視したままでは、未来永劫みらいえいごうに解決できません。

問題は、いつか解決しなければなりません。

そこで大切なのが「問題を紙に書き出す」というアクションです。

とにかく紙に書き出そう

まず紙に書き出しましょう。

書き出すだけでいいのです。

じっくり自分の生活を振り返って、今抱えている問題を赤裸々に書き出してみてください。

紙に書き出すだけならハードルは低く、簡単にできるでしょう。

人に見せるものではなく、あくまで自分だけのプライベートなものですから、気兼ねなく書き出せばいいのです。

お金の問題、仕事の問題、家庭の問題、健康の問題、人間関係の問題などなど。

シンプルな箇条書きでかまいません。

複数あるなら、それぞれリストアップしていきましょう。

書き出してみることで、自分が抱えている問題をきちんと認識できます。

自分が抱えている問題が見えるようになるだけでも、ずいぶん気持ちが楽になります。

紙に書き出すことで、視覚化だけでなく客観視もできるようになるため、必要なアクションも考えやすくなります。

紙に書き出してみると「大したことないではないか」と気づかされることも少なくありません。

頭の中だけ考えているから大げさに感じるだけであって、紙に書き出してみると、拍子抜けすることがあります。

問題を紙に書き出したら、解決に必要なことを考えていきましょう。

視覚化されているので、整理して考えやすくなります。

今すぐ解決できればベストですが、なかなか難しいこともあるでしょう。

一度に解決できないことなら、いくつかの段階に分けて取り組んでください。

大きな問題も、2分割や3分割にすれば、難易度が下がって取り組みやすくなります。

必要なアクションが見えたら、小さなことでもいいので、できることから取りかかっていきましょう。

問題を紙に書くだけで、解決がぐっと容易になるのです。

仕事のトラブルを避ける方法(5)
  • 今抱えている問題を、紙に書き出してみる。
  • 必要なアクションを考え、小さなことでもいいので、できることに取りかかる。
報告や連絡が大切とはいえ、長々するのはNG。

仕事のトラブルを避ける30の方法

  1. つまらない仕事は、ダッシュでやると、楽しくなる。
  2. 悪い報告をするとき、言い訳から始めていませんか。
  3. 仕事は「処理のスピード」より「着手のスピード」を上げる。
  4. 「できるだけ早く返信する」と思うから、遅くなる。
    「24時間以内に返信する」と思えば、早くなる。
  5. 問題解決は、紙に書き出すことから始まる。
  6. 報告や連絡が大切とはいえ、長々するのはNG。
  7. 目上の人に「はっきりおっしゃってください」と言ってはいけない。
  8. 好き嫌いはあっていい。
    好き嫌いを顔に出すのがいけない。
  9. 結果が出るまでに時間がかかるときは、中間報告が欠かせない。
  10. 仮押さえをするときは、期限を設定しておこう。
  11. 相手から返信がないのは、自分がボールを持っているせいではないか。
  12. 昼食後の2時間は、頭がスムーズに回らない時間帯。
  13. おなかがすいていないなら、お店を決める前に伝えておくのがいい。
  14. 成功者の成功を聞いて、悪口を言うことほどかっこ悪いことはない。
  15. 「お待たせしました」は、後から来る人のマナー。
  16. 最初からやり直しが必要なことは、ぶつぶつ文句を言わない。
    さっと取りかかるのがベスト。
  17. ウェブカメラの切り忘れは、本当に怖い。
  18. 考えすぎて行動できない人の解決方法とは。
  19. ペンを借りることがあれば、自分にイエローカードを出す。
  20. 質疑応答で一度に複数質問するのはマナー違反。
  21. 質問を質問で返すのは、要注意。
  22. 最初にくだらないアイデアを出すのが、リーダーの仕事。
  23. 上司や取引先の「いいですよ」を真に受けてはいけない。
  24. 相手の身だしなみを見たとき、見落としていると思われるところがあれば、早めに指摘する。
  25. 香水をつけるのは、取り扱う自信がある場合のみ。
    自信がなければ、つけない。
  26. 会議のネガティブな空気を、自席に持ってこない。
  27. 「仕事のストレスはプライベートで解消」という考えにとらわれていないか。
  28. コピーを始めるとき、忘れがちなファーストステップとは。
  29. 「野菜を食べたほうがいい」という一言には要注意。
  30. 立ち入り禁止エリアには、何が何でも立ち入らない。

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