人と待ち合わせのとき、15分前に到着しました。
公共交通機関の遅延もなく、乗り継ぎもスムーズだったので、思ったより早く到着できました。
約束の時間より早めに来たので、自分のほうが先かなと思ったら、すでに相手がいました。
「来るのが早いなあ」と驚いてしまうところですね。
早めの到着しても、相手はそれ以上に早く到着していることがあるもの。
日頃から時間厳守を心がけている人は、待ち合わせに来るのも一回り早い傾向があります。
さて、こんなとき、どんな一言を言うか。
「お待たせしました」の一言を伝えましょう。
約束の時間にはまったく遅れていません。
むしろ十分間に合っていて、別に必要ないと思うかもしれません。
それでもやはり言ったほうがいいのです。
「相手はたいして待っていないだろう」「今しがた到着したばかりだろう」と考えるのは良くありません。
たった1分でも相手が先に到着しているなら、待たせたことになります。
たとえ30分前の到着であっても、相手のほうが先に到着しているなら「お待たせしました」を伝えたほうが丁寧です。
「お待たせしました」から始めると、お互いが笑顔になれます。
人間関係は、こうした気遣いの一言が言えるかどうかです。
「お待たせしました」の一言は、後から来る人のマナーなのです。