口が軽い人は信頼されません。
失言が多かったり人の秘密をぺらぺらしゃべったりするのは言語道断です。
口が軽ければ軽いほど、信頼から遠ざかっていきます。
信頼されるためには、口が堅くなければいけません。
「誰にも言わないで」と口外厳禁をお願いされたことは、徹底的に秘密を死守することです。
人に聞かれても、知らないふりを演じましょう。
注意したいのは、お酒の場です。
アルコールが入ると、理性が緩んでおしゃべりになりがちですが、油断は禁物です。
お酒に酔ったときであっても、秘密は守り抜いてください。
「少しくらいいいか」はNGです。
守り抜く自信がないなら、最初からお酒は飲まないことです。
仕事で守秘義務のあることは徹底して当然ですが、その限りではありません。
あるとき、重要な話を耳にすることがあるでしょう。
隣から話し声が聞こえてきたり、立ち話で何気なく相手から聞かされたり。
そうした偶然耳にした話であっても、秘密性が高いことであれば、口外を控えておくのが無難です。
誰かに話したくなる衝動に駆られても、口にファスナーをしてください。
耳にした秘密をぺらぺら話すのは、相手に口が軽い印象を与えてしまい、信頼されにくくなります。
話の流れで耳にした秘密は、下手に口外しないのが得策です。
口が軽くて困ることはあっても、堅くて困ることはありません。
本人は「うっかりしていました」で済むかもしれませんが、本人にとっては重要です。
口が堅いと、信頼につながっていくのです。
信頼される人になりたいなら「ここだけの話」にも注意してください。
基本的に「ここだけの話」は控えておくのが得策です。
ここだけの話をすることは、重要な話を漏らしているのと同じです。
ここだけの話は、相手との距離を縮めるメリットもありますが、それ以上のデメリットがあります。
ここだけの話をされると、相手はその人に対して不信感を覚えます。
「この人に秘密を話せば、私の知らないところでこっそり口外されるのではないか」と不安をかき立てるのです。