試験では、運の要素があります。
ヤマを張ったところがぴったり的中して、高得点が取れることがあります。
たまたま易しい問題が多く出題されることがあります。
本番直前にチェックしたところがたまたま出題されることもあるでしょう。
思った以上の高得点が取れて、合格できることがあるものです。
スポーツにも、運の要素があります。
相手がミスをして、得点できてしまうことがあります。
たまたまその日は調子が良くて、実力以上のパフォーマンスを発揮できることがあります。
本来なら負ける相手にもかかわらず、運が味方して、勝ててしまうことがあるものです。
勉強でもスポーツでも、運の要素があるのは事実です。
だからといって、最初から運を求めるのはよくありません。
運はあくまで運です。
基本的に「ないもの」と考えるのが良いです。
運があることを知ってしまうと、つい期待してしまいます。
運を期待してしまうと、努力をしなくなります。
運頼み・神頼みをするようになり、勉強や練習がおろそかになるのです。
練習をサボる人が試合に勝つことはありません。
勉強をサボる人が試験に合格することもありません。
日頃からこつこつ努力をしているから結果を出せるのであって、勉強や練習をしない人が結果を出すことはありません。
大切なのは「日頃の努力」です。
運を期待して天に祈る暇があれば、日頃から努力をしましょう。
きちんと実力が身についていれば、難しい問題が出題されても回答できます。
強い相手であっても打ち負かせます。
これは勉強やスポーツに限った話ではありません。
「仕事運」「恋愛運」という言葉があるように、仕事でも出会いでも何でも運の要素はありますが、最初から運を求めないことです。
運は基本的に「ないもの」と考えるのが妥当です。
運に期待せず、日頃の努力を大切にしてください。
こつこつ地道な努力を積み重ねて、実力を身につけていくことです。
きちんと実力が身についていれば、仕事のチャンスに恵まれたとき、しっかり生かせます。
きちんと自分磨きができていれば、素晴らしい人が目の前に現れたとき、しっかり相手に魅力が伝わって、振り向いてもらえます。
地道な努力を積み重ねることで、実力を身につけていきます。
どんなことにも運の要素は存在しますが、運のことは忘れて取り組むのがベストです。
「運に恵まれたらラッキー」と思うくらいでちょうどいい。
運に頼らなくてもうまくいく状態になっている人が、うまくいきます。
日頃の努力に勝るものはありません。
運は「ないもの」と考え、地道に努力していくことで人生を切り開いていけるのです。