人から八つ当たりされた経験はありませんか。
こちらに非はないのに、急に怒鳴られたり強く当たられたりです。
どうやら何か腹立たしいことがあったようです。
感情のブレーキが弱く、うっかり表に出てしまいました。
その結果、身近な人に八つ当たりです。
いきなり八つ当たりされると不快な気持ちになるところですが、ここはひとつ大人になって「心のコントール」を意識したい。
その人に悪意はありません。
ちょっと油断して、感情を表に出してしまっただけです。
感情のコントロールが緩んで、うっかり八つ当たりをしてしまっただけです。
八つ当たりをしそうになることは、誰にでもあることです。
もちろん八つ当たりは良くないことですが、普通に相手を責めるのも大人げありません。
あなたもいらいらして神経が高ぶっているとき、八つ当たりの衝動に駆られたことがあるでしょう。
人間ですから感情のコントロールが緩むときがあるもの。
つい誰かに当たってしまい、後から悔やんだ経験があるのではないでしょうか。
ここで大切なのは、大人の発想です。
人に八つ当たりされることがあれば、こう考えてください。
「ストレス解消のお手伝いができた」と。
相手はあなたに八つ当たりしたことで、少しだけストレスを解消できたでしょう。
八つ当たりされるとストレスを感じるところですが、相手のストレス解消のお手伝いができたと思えば、意義が生まれます。
あなたに八つ当たりしたことでストレスが軽くなり、ほかの人に八つ当たりしないで済んだかもしれません。
ぶつけられたストレスは、さらりと受け流すようにしましょう。
悪意があったわけではありません。
ただの八つ当たりですから、深く気にしたところで仕方ありません。
「何か嫌なことがあったのですね」と思えばいいこと。
八つ当たりされても、気にしなければ、ノーダメージです。
自分は特にダメージがなく、相手のストレス解消をお手伝いできたことになります。
これが超ポジティブです。
能天気な考えと思う人もいるかもしれませんが、少なくとも前向きです。
前向きな考え方をすることで、心の折り合いが付きます。
八つ当たりをした人は、しばらくすれば、われに返るはずです。
自分の愚かな行動に気づいて、反省するに違いありません。
あなたが大人の対応をすることで、それとなく静かに相手を諭すことになるのです。