執筆者:水口貴博

大きなことを成し遂げる30の方法

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勉強をしてから始めない。始めながら勉強をする。

勉強をしてから始めない。始めながら勉強をする。 | 大きなことを成し遂げる30の方法

大きなことを成し遂げるためのコツは、まずこれです。

真っ先にこれが思い浮かびます。

現在の成功者も同じことをして、成功をつかんできました。

私も、これは当たり前のようにしています。

「勉強をしてから、始めない。始めながら、勉強をする」

というポイントです。

失敗する人は、まず「練習」や「準備」から始めます。

「学校に通って、勉強をして、資格をとってから……」と考えます。

準備ばかりの連続です。

一見、ごく当たり前の流れですが、これではいけないのです。

そんなにもたもたしていると、上達が極端に遅くなるからです。

そのうえ、時間もかかり、お金もかかる。

準備や練習は近道に思え、実は遠回りです。

本当にやりたいことは、今すぐやればいいのです。

足りない部分は、途中で勉強すればいい。

教習所で車の運転を学ぶときと同じです。

実は、車の教習所ではとてもうまいシステムが構築されています。

あなたが教習所で、運転の練習をするとき、本を全部読み切ってから車を運転しましたか。

いいえ、そうではありませんね。

驚いたことに、教習所では、入学をしていきなり車を運転させられます。

もちろん運転の仕方もわかりませんし、うまく運転できません。

私が教習所に行ったときにも、入って早々に車の運転をさせられました。

マニュアルも何も、まだまともに読んでいない状態です。

「先生、運転できません!」と言いましたが「そんなんじゃ上達が遅くなるぞ! いいからさっさと運転しろ!」と言われました。

学校で本とにらめっこばかりしていた私たちには、信じられない学び方ですが、本来はこの学び方がいいのです。

本をまだしっかり読んでいないうちから実践を行うと、まず「具体的な内容がわかる」ということです。

本を読んでいるだけでは「そうなんだ。へえ」で終わってしまいます。

100ページもある本を全部読み切り、頭に叩き込んだつもりでも、実際に車のハンドルを握ると、まったく運転ができません。

頭ではわかっているけれど、体ではわかっていないということです。

学びの世界ではうまくいっていますが、現実の世界では身についていません。

教習所では、車の運転と本による勉強を、交互に繰り返して行います。

実技と講習が、交互に繰り返し行われる勉強は、大変理想的な勉強法です。

いきなり生徒に車を運転させることで、その感覚を体で学ばせ、そうして身についた感覚を元にして、本を読んで理解します。

理解した内容を、また実際に車を運転することで確認し、身につけていくという繰り返しです。

このやり方は、上達が早いのです。

講習と実技の繰り返しをすれば、飛躍的に成長します。

一度でも車を運転すれば、本に書いてある内容が大変よく理解できるようになります。

「あのときのことか」

「あのときの感覚のことか」

「あの瞬間のことね」

体験を通して経験したからこそ、本を使った勉強も理解が早く、スムーズに進むようになり、身につくのも早いのです。

車の免許取得には、通常2カ月コースと短期コースの2種類あります。

通常なら、2カ月ほど時間を要します。

しかし、短期コースでも、質は2カ月コースと同じです。

濃い内容で、素早く学べます。

私は、短期コースの2週間で、さっさと運転免許を取ってしまいました。

毎日が実技と講習の繰り返しでしたが、だからこそ上達も早かった。

これは車の運転だけではありません。

人生においても同じです。

あなたは、勉強ばかりしていませんか。

「学校に通って、勉強をして、資格をとってから……」なんてことを考えていませんか。

それは一見、正攻法のように思えますが、遅いうえに身につきにくい勉強法なのです。

本を読んでいるだけでは、本当に身につきません。

いきなり実践で始めてもいいのです。

もちろん金銭的にも肉体的にも、リスクを抑えた形を取って、万が一のことがあっても取り返しができる体制にしておきます。

しかし、いきなり実践してもいいのです。

いえ、いきなり実践しないといけない。

一度でも実際に経験があると、具体的に内容がわかります。

本に書いてあることも、体験する数倍の速さで理解でき、そのうえ吸収も速い。

足りない部分は、途中で補えばいいのです。

つまずいたら、そのときに何とかすればいいのです。

教習所のような方法と同じく、まず実際に行動して、体を通して体験してみることです。

わからない部分や足りない部分は、そのときにまた勉強すればいい。

体験→勉強→体験→勉強→体験という繰り返しが、最も上達が早く、成功への近道となるのです。

大きなことを成し遂げる方法(2)
  • いきなり実践して、わからないところは、その都度勉強する。
何をしたいのかがわからないと、何をすればいいのかもわからない。

大きなことを成し遂げる30の方法

  1. 100冊書いて、私は確信した。
  2. 勉強をしてから始めない。
    始めながら勉強をする。
  3. 何をしたいのかがわからないと、何をすればいいのかもわからない。
  4. 目的は「わくわくすること」を設定しよう。
  5. 100点を目指さなかったから、うまくいった。
  6. お金がなければ、知恵を出せ!
  7. クレーマーとは、無償の支援者。
  8. クレームや批判は、客観的な側面を知るきっかけになる。
  9. 中傷をしない。
    褒めることで話をする。
  10. 睡眠を軽く考えない。
    十分に寝ることが、成功への第一歩。
  11. 自分でなくてもできることは、お願いする。
    自分しかできないことに、集中する。
  12. 徹底的な自動化は、成功への近道。
  13. さまざまなジャンルの本を読むことは、心の栄養になるだけでなく、視野も広げてくれる。
  14. 継続は力なり。
    しかし、継続にも力が必要。
  15. おみくじは、大吉が当たるまで何度も引けばいい。
  16. 私に聞かれてもわからない。
    実際に体験すれば、すぐわかる。
  17. 言葉の力は強い。
    人生さえも変えてしまう力がある。
  18. 即興が、一番熱くて面白い。
    下書きをしすぎると、説明書のようになってしまう。
  19. 思い立ったらすぐ行動。
    実践に勝る勉強はない。
  20. 人との出会いが、一番嬉しかった。
  21. 大喜びをするのは、普段から嫌いなことをしているから。
  22. 批判をするばかりでは、何の解決にもならない。
    自分ができることから、始めよう。
  23. 仕事をしながらのおかげで、たくさんの経験ができた。
  24. 大好きなことほど、しすぎないように気をつけよう。
  25. 気分転換で、生活に栄養を与えよう。
  26. 100冊中の99冊は、自分の部屋以外で書いた。
  27. テレビをオフにすると、自分の時間が増える。
  28. 家族関係は、人生の土台である。
    見えないところで支えている存在。
  29. 私は自分の人生に、意味が欲しかった。
  30. 100冊目を書き終えたときに感じたことは、感動ではなかった。
    感謝だった。

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