執筆者:水口貴博

不要なトラブルを避ける30の注意ポイント

22

「みんな」という言葉に惑わされてはいけない。

「みんな」という言葉に惑わされてはいけない。 | 不要なトラブルを避ける30の注意ポイント

「みんな」という言葉であなたを誘ってくる人はいませんか。

「みんなやっていますよ」

「みんな持っていますよ」

「みんな使っていますよ」

「みんな」という言葉が登場すると、ちょっと心が動かされます。

みんながやっていることを自分だけやっていないと「おかしいかな」「不自然かな」「遅れているかな」と思ってしまいます。

自分だけ取り残されているような感覚を覚えるでしょう。

仲間外れになりたくないと思うのが人間です。

和や協調性を大事にする人であればあるほど「みんな」という言葉に敏感です。

「みんながやっている、持っている、使っている」と言われると、疑うことなく信じそうになります。

素性のわからないものであっても「みんながやっているなら安全なものに違いない」と思いやすい。

仲間に入りたい気持ちも後押しして「それなら自分も……」となるところではないではないでしょうか。

しかし「みんな」という言葉に惑わされてはいけません。

営業でよく使われるキーワードですが、十分注意してください。

「みんな」という言葉を使った誘い文句ほど危ないものはない

これは一種の群集心理です。

人には群集心理があります。

人は社会的集団を形成する生き物であり、みんなと同じ行動を取りたくなります。

みんながやっているからといって、必要とも安全安心とも限りません。

「みんな」という言葉を使った誘い文句ほど危ないものはありません。

ほいほい安易に乗せられると、余計な買い物をすることになり、どんどんお金が消えていくことになります。

この群集心理を悪用するのが詐欺師です。

「みんなやっていますよ、持っていますよ、使っていますよ」と語りかけ、消費者に揺さぶりをかけてきます。

必要ないものを必要そうに思わせたり、高い商品を安く錯覚させたりします。

気づくと、不要な高額商品を買わされていることになっているのです。

「みんな」という言葉が登場したら、注意フラグを立てる

「みんな」という言葉に惑わされないように注意してください。

「みんな」という言葉を強調して誘う人がいれば、その人から距離を置いて、一度冷静になることが大切です。

「みんな」という言葉が登場したら、注意フラグを立てておくのが賢明です。

一発アウトではありませんが、少なくとも要注意です。

「みんな」という言葉が疑わしいなら「データはありますか」「裏付ける証拠はありますか」と聞いてみることです。

そこで相手が言葉に詰まったら、NGです。

和や協調性を大事にする人であればあるほど「みんな」という言葉に惑わされがちであるため、注意してください。

不要なトラブルを避ける注意ポイント(22)
  • 「みんな」という言葉に惑わされない。
舌打ちの癖はやめたがほういい。
舌打ちをされて喜ぶ人は1人もいない。

不要なトラブルを避ける30の注意ポイント

  1. トラブルを避ける一番の基本は「確認」。
  2. 言葉遣いの悪い人は、犯罪予備軍。
  3. あなたの身の回りに「借りたままになっているもの」はありませんか。
  4. どんなことがあっても、違法業者とは関わらない。
  5. 自分がされて嫌なことは、人にしない。
  6. 黄色信号の意味を誤解していないか。
    黄色信号でダッシュしていると、交通事故を起こすのは時間の問題。
  7. 小さなトラブルはすべて、大きなトラブルの前兆。
  8. 譲る習慣は、トラブルを減らす習慣。
  9. 予定を詰め込みすぎる癖は、時限爆弾。
  10. 失敗から得た反省や教訓は、きちんと書き留めておく。
  11. 音によるストレスを軽視しない。
    生命の危険に及ぶことすらある。
  12. せきやくしゃみを繰り返す人がいれば、こっそり距離を置く。
    距離を置けない状況なら、マスクをする。
  13. 備えがあれば、大地震が来ても怖くない。
    面倒くさがり屋は、防災グッズがおすすめ。
  14. 病院の問診票は、正直に書く。
    結局は自分のため。
  15. 悪いことはしていなくても、疑われるようなことはしない。
  16. すれ違いざまに人と肩がぶつかったとき、スルーするのはよくない。
  17. 危険な場所でふざけるのは絶対NG。
  18. 貧血を「仕方ない」で終わらせていませんか。
  19. 事情がないかぎり、インフルエンザの予防接種は受ける。
    防げるものは防ぐのがプロ。
  20. 久しぶりに会う友人が急に契約の話を持ち出してきたら、即中座すること。
  21. クレーム対応のコツは1つだけ。
    余計な言い訳はせず、3倍大げさに謝罪すること。
  22. 「みんな」という言葉に惑わされてはいけない。
  23. 舌打ちの癖はやめたがほういい。
    舌打ちをされて喜ぶ人は1人もいない。
  24. 星を眺めながら歩かない。
  25. なかなかお金の話を出さないクライアントとは関わらないのが賢明。
  26. 水分を取らずに頑張ることを美化してはいけない。
  27. 危険な人には近づかない、関わらない。
    知り合ってしまったら、今すぐ縁を切るのが正解。
  28. 真夏日にもかかわらず「我慢が美徳」と思ってクーラーをつけないでいるのは、命の問題に関わる。
  29. 外に鍵を置くのはNG。
    どれだけ巧妙に隠したところで意味がない。
  30. トラブルが去っても油断しない。
    トラブルが去った後こそ、気持ちを引き締める。

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