黄色信号になるやいなや、ぐっとアクセルを踏んで猛スピードを出す人がいます。
もうすぐ赤信号に変わるので、早く進まないといけないと焦っているのです。
これは非常に危険です。
よく誤解されがちな場面の1つです。
黄色信号の意味をすっかり忘れています。
黄色信号で突進しているタイミングで横から人や車が飛び出してくると、ブレーキが間に合いません。
事故を起こすことになり、大きなトラブルにつながります。
場合によっては命に関わる可能性もゼロではありません。
今まで事故に遭っていないなら、それは運がよかっただけのことです。
「今まで一度も事故を起こしていないから大丈夫」という考え方はよくありません。
黄色信号でダッシュしていると、交通事故を起こすのは時間の問題です。
黄色信号の意味を忘れている人が少なくありません。
黄色信号の意味を「急いで渡れ」「注意して進め」などと思っている人がいますが、これは誤りです。
黄色信号の意味は「止まれ」です。
黄色信号に変わったときすでに停止線を越えていて、安全に止まれないときのみ進んで良いことになっています。
自動車教習所に通っていたころの教科書があれば、押し入れから引っ張り出して再確認してみるといいでしょう。
「黄色信号でダッシュ」とは一言も書かれていないはずです。
これは自動車教習所で必ず叩き込まれる重要事項です。
「そうだったの?」「知らなかった?」と驚くのは、すっかり忘れている証拠です。
運転免許を取得したばかりの頃はきちんと守ることができていても、時間が経つにつれて忘れてしまうことが多い。
基本を忘れ、だんだん運転が乱暴になっていくことが多い。
黄色信号でなアクセルを踏むことほど危険なことはありません。
心当たりがあるなら、今すぐ運転を見直してください。
避けられるトラブルは、しっかり避けることです。
「周りの車がそうしているから」は思いますが、交通ルールの順守が第一です。
なにより命と安全のためです。
信号が黄色に変わったら、アクセルではなく、ブレーキを踏んで停止しましょう。