執筆者:水口貴博

不要なトラブルを避ける30の注意ポイント

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クレーム対応のコツは1つだけ。余計な言い訳はせず、3倍大げさに謝罪すること。

クレーム対応のコツは1つだけ。余計な言い訳はせず、3倍大げさに謝罪すること。 | 不要なトラブルを避ける30の注意ポイント

仕事で苦情を受ける担当になり、クレームの電話を受けることがあるでしょう。

誰にとっても嫌な仕事ですが、誰がやらなければいけない仕事でもあります。

クレーム対応が好きな人はいません。

できればやりたくないものですが、自分が担当になり、慣れない仕事にあたふたすることもあるはずです。

電話を受けた瞬間から、相手が怒っていることもしばしば。

厳しいお叱りの言葉を受けることになり、気が滅入ってしまうものです。

あまりに怒っていて、まともな会話が成立しないときもあるはずです。

「なぜ私がこんなに怒られないといけないの?」と不満に思いつつも、仕事なので逃げるわけにもいきません。

ぐっと耐えながら会社の代表として謝ります。

社会の理不尽を感じることもあるはずです。

そんなクレーム対応ですが、スムーズな対処のコツがあります。

「余計な言い訳をせず、3倍大げさに謝罪すること」です。

余計な言い訳はしない

まず余計な言い訳をしないことが重要です。

変に言い返したり、言い訳をしたり、揚げ足を取ったりしません。

特に注意したいフレーズは「ですから」「先ほども申し上げたように」です。

うっかり口にすると、相手の怒りを静めるどころか、火に油を注ぐことになります。

「ですから」「先ほども申し上げたように」は「こんなこともわからないの? 頭が悪いですね」と言っているのと同じです。

相手の怒りを増長させるフレーズのため、禁句にしておくのが賢明です。

余計に相手を怒らせることになりかねないので、ひたすら謝罪に徹しましょう。

クレーム対応に限らず、日常会話でも控えておくのが無難です。

3倍大げさに謝罪する

謝罪するときにもポイントがあります。

「3倍大げさ」を心がけてください。

たっぷり感情を込めた声で「誠に申し訳ございません!」と伝えます。

対面であれば、眉を八の字にして、申し訳なさそうな表情をしっかり見せます。

深々と頭を下げたり、コメツキバッタのように何度も頭を下げたりします。

しつこい印象が出るくらい、徹底的に頭を下げるのです。

3倍大げさに謝れば、しっかり謝っている感じがよく伝わって、相手の怒りがスムーズに収まります。

クレームの電話がかかってきても、もう恐れることはない

謝罪しながら、相手の言い分をたっぷり聞くことに徹します。

たっぷり怒りを発散させると、相手は満足します。

それだけでクレーム対応が終了することも少なくありません。

変な意地やプライドは邪魔になるだけですから、さっさと捨ててしまいましょう。

余計な言い訳はせず、3倍大げさに謝罪することを忠実に実行すれば、クレーム対応の負担は驚くほど軽くなります。

クレームの電話がかかってきても、もう恐れることはないのです。

不要なトラブルを避ける注意ポイント(21)
  • クレーム対応では、余計な言い訳はせず、3倍大げさに謝罪することを心がける。
「みんな」という言葉に惑わされてはいけない。

不要なトラブルを避ける30の注意ポイント

  1. トラブルを避ける一番の基本は「確認」。
  2. 言葉遣いの悪い人は、犯罪予備軍。
  3. あなたの身の回りに「借りたままになっているもの」はありませんか。
  4. どんなことがあっても、違法業者とは関わらない。
  5. 自分がされて嫌なことは、人にしない。
  6. 黄色信号の意味を誤解していないか。
    黄色信号でダッシュしていると、交通事故を起こすのは時間の問題。
  7. 小さなトラブルはすべて、大きなトラブルの前兆。
  8. 譲る習慣は、トラブルを減らす習慣。
  9. 予定を詰め込みすぎる癖は、時限爆弾。
  10. 失敗から得た反省や教訓は、きちんと書き留めておく。
  11. 音によるストレスを軽視しない。
    生命の危険に及ぶことすらある。
  12. せきやくしゃみを繰り返す人がいれば、こっそり距離を置く。
    距離を置けない状況なら、マスクをする。
  13. 備えがあれば、大地震が来ても怖くない。
    面倒くさがり屋は、防災グッズがおすすめ。
  14. 病院の問診票は、正直に書く。
    結局は自分のため。
  15. 悪いことはしていなくても、疑われるようなことはしない。
  16. すれ違いざまに人と肩がぶつかったとき、スルーするのはよくない。
  17. 危険な場所でふざけるのは絶対NG。
  18. 貧血を「仕方ない」で終わらせていませんか。
  19. 事情がないかぎり、インフルエンザの予防接種は受ける。
    防げるものは防ぐのがプロ。
  20. 久しぶりに会う友人が急に契約の話を持ち出してきたら、即中座すること。
  21. クレーム対応のコツは1つだけ。
    余計な言い訳はせず、3倍大げさに謝罪すること。
  22. 「みんな」という言葉に惑わされてはいけない。
  23. 舌打ちの癖はやめたがほういい。
    舌打ちをされて喜ぶ人は1人もいない。
  24. 星を眺めながら歩かない。
  25. なかなかお金の話を出さないクライアントとは関わらないのが賢明。
  26. 水分を取らずに頑張ることを美化してはいけない。
  27. 危険な人には近づかない、関わらない。
    知り合ってしまったら、今すぐ縁を切るのが正解。
  28. 真夏日にもかかわらず「我慢が美徳」と思ってクーラーをつけないでいるのは、命の問題に関わる。
  29. 外に鍵を置くのはNG。
    どれだけ巧妙に隠したところで意味がない。
  30. トラブルが去っても油断しない。
    トラブルが去った後こそ、気持ちを引き締める。

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