執筆者:水口貴博

心の安定を保つ30の方法

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疲れるのはいい。疲れをためるのがいけない。

疲れるのはいい。疲れをためるのがいけない。 | 心の安定を保つ30の方法

疲れるのはいいのです。

一生懸命頑張った証拠です。

しっかり頭や体を働かせた証拠です。

疲れとは無縁の人生を実現したいところですが、現実には困難です。

人間はロボットとは違い、疲れる生き物です。

スポーツであれ立ち仕事であれデスクワークであれ、頑張れば疲れます。

疲れの正体は、疲労物質「乳酸」です。

筋肉を動かしていると筋肉中に乳酸がたまり始め、これが疲れの感覚をもたらします。

生きていくうえで疲れは避けて通れません。

頑張れば頑張った分だけ疲れて当然です。

集中した後には、どっと疲れが襲ってくるでしょう。

仕事を頑張った後は、大きな疲れを感じるでしょう。

肉体労働であれ頭脳労働であれ、長時間に及ぶ仕事であれば、それだけ大きな疲れを感じます。

疲れることは、おかしいことでも恥ずかしいことでもありません。

むしろ素晴らしいことです。

「疲れた=頑張った」です。

「本当に疲れた=本当に頑張った」です。

疲れは頑張った証しですから、疲れている自分に誇りを持つことが大切です。

「疲れる」と「疲れをためる」は別物

さて、疲れるのはいいのですが、注意したいことがあります。

疲れをためるのはいけないのです。

「疲れる」と「疲れをためる」は別物です。

疲れを放置してため続けると、集中したくてもできなくなり、頑張ろうにも根気が出なくなります。

どんどん体が重くなって倦怠感けんたいかんがエスカレートしていき、翌日の仕事に支障を来します。

疲れをためない生活を心がける

疲れをためないためにはどうすればいいのでしょうか。

まず大切なのは「睡眠」です。

人にとって睡眠は3大欲求の1つであり必要不可欠です。

1日7時間以上の睡眠を心がけましょう。

日頃から十分な睡眠を心がければ、それだけ疲れも取れていきます。

バスタイムにも工夫の余地があります。

疲れを取るなら、シャワーより入浴のほうが効果的です。

きちんと湯船に浸かったほうが、全身が温まって血行が良くなり、ほどよく汗もかくので、乳酸の排出を促せます。

時間に余裕があれば、半身浴もおすすめです。

見落としがちなのは、ストレッチやマッサージです。

ストレッチやマッサージで血液循環を促すと筋肉の凝りが解消されます。

筋肉に柔軟性が戻ることで、筋肉中の乳酸がスムーズに排出されるようになります。

ストレッチやマッサージにはリフレッシュやストレス解消の効果もあるので、心身の疲れを癒したいときにはもってこいです。

規則正しい生活を心がけることも大切です。

私たちには「体内時計」があります。

昼夜逆転の生活になっているなら、なるべく日中中心の生活を心がけたほうがいいでしょう。

これらを心がけているにもかかわらず疲れが取れないなら、病気の可能性もあるので一度病院で診てもらうのがいいでしょう。

充実した人生を送るためには、疲れをためないことが大切です。

心の安定を保つ方法(23)
  • 疲れることはあっても、疲れをためないようにする。
本屋は、あなたの街の元気スタンド。
落ち込んだときは本屋に駆け込もう。

心の安定を保つ30の方法

  1. 心の安定を保つためには「嫌なものは見ない努力」が大切。
  2. 精神的な時間を作って、心の健康を保とう。
    精神的な時間を大切にすると、仕事も質も向上する。
  3. ワイヤーガラスのような心を持とう。
    ひびは入っても、割れにくい。
  4. わかってもらえなくていらいらするのは「わかってもらえて当然」と思っているから。
  5. 心が不安定になったときは、日光東照宮の三猿を思い出そう。
  6. 「大丈夫、大丈夫」は、心の安定力を上げる魔法の言葉。
  7. 心の安定には、一定の貯蓄が必要。
  8. 支えてくれている人たちを思い出せば、気力が出る。
  9. 美人は、体重より姿勢に力を入れる。
  10. ストレス解消のコツは「逆のことをすること」にある。
  11. 重い病気を持つ人に、軽い人はいない。
  12. 「電車は座るもの」と思うから、いらいらする。
    「電車は立つもの」と思えば、いらいらしない。
  13. 冷蔵庫の中は、あなたの自己管理能力を表している。
  14. 「どうして自分だけが……」と思うから、つらくなる。
    「多くの人が経験していること」と思えば、楽になる。
  15. 光の刺激が強すぎることもある。
    暗い環境が落ち着くときは、無理に部屋の電気をつけなくてもいい。
  16. 怒りや憎しみは、心の猛毒。
    怒りや憎しみの感情があると、病気にかかりやすくなる。
  17. 心の痛みは、活動していれば気にならない。
  18. 絶景写真集は、気軽に旅行気分を味わえる本。
    旅行ができないときは絶景写真集を眺めて、旅行気分だけでも味わおう。
  19. 大きな我慢には気づいても、小さな我慢に気づく人は少ない。
    小さな我慢も、積み重なると大きくなる。
  20. 休まないことを自慢してはいけない。
    皆勤賞は結果であって、目的にしてはいけない。
  21. ひどい言葉を言われたから、心が傷つくのではない。
    ひどい言葉を気にしているから、心が傷つく。
  22. 「気分リセットの儀式」がある人は、ストレスに強くなる。
  23. 疲れるのはいい。
    疲れをためるのがいけない。
  24. 本屋は、あなたの街の元気スタンド。
    落ち込んだときは本屋に駆け込もう。
  25. それはアウトではない。
    アウトに見える、ぎりぎりセーフだ。
  26. 何をやっても気持ちが切り替わらないときは、そのままでいい。
  27. 裏切られたからといって、あなたまで裏切ってはいけない。
    負の連鎖は、あなたのところで止める。
  28. 「言わなくてもわかる」と思うことから、トラブルが始まる。
  29. 元気になれる歌を歌えるようになっておこう。
    いざというとき、心の救いとなる。
  30. 寝る前に1日を頑張った自分をねぎらおう。
    「今日もお疲れさま」

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