疲れるのはいいのです。
疲れることは本来、良いことです。
しっかり頑張った証拠です。
ベストを尽くした結果です。
世の中に疲れない人はいません。
疲れたら、きちんと自分の仕事を褒めてください。
人は、機械ではなく生身の生き物ですから、頭や体を酷使すればするほど疲れます。
仕事でも勉強でも何でも、頑張れば頑張るほど疲れます。
疲労物質「乳酸」が血中に増えていくため、疲労感は避けられません。
へとへとに疲れているなら、それだけ頑張ったと言えます。
疲れは、天然の睡眠薬です。
しっかり疲れた夜は、入眠がスムーズになって熟睡ができるでしょう。
たっぷり睡眠を取れば、しっかり充電ができます。
気持ちのいい朝を迎えられ、フルパワーの1日を実現できるという好循環が生まれます。
さて、疲れることはあっていいのですが、注意しておきたいことがあります。
疲れていらいらするのはよくありません。
疲れているときは、いらいらしやすいタイミングです。
疲れるにつれて心の余裕が失われていき、神経が高ぶってくることがあります。
普段なら笑ってやり過ごせることも、やたら敏感に感じやすくなり、むっとしてしまいます。
いらいらを見せていると、ぴりぴりした雰囲気が出てしまい、人を遠ざけます。
誰かに八つ当たりしたところで仕方ありません。
いらいらしていると、運もチャンスも逃げていきます。
神経が高ぶったり態度や言葉遣いが乱暴になったりしやすいため、注意してください。
疲れることはあっても、いらいらしないようにすることです。
難しく感じるかもしれませんが、実は簡単です。
落ち着く時間を作ればいいだけです。
深呼吸を繰り返したり、ブレイクタイムを入れたり、気晴らしをしたりです。
落ち着く時間を作れば、自然と余裕が生まれ、心の安定を取り戻せます。
願わくは、にこにこした表情を心がけたい。
表情筋と脳はつながっています。
疲れていても口角を上げていれば、ますます心の安定感が高まります。