疲れたとき、あなたはどんな態度になりますか。
声が小さくなる。
動きが遅くなる。
表情が悪くなる。
疲れたときは、元気のない様子になることが多いのではないでしょうか。
心身に疲労がたまると、パフォーマンスが悪くなるのも当然です。
疲れた様子だけでなく、中には態度や言葉遣いまで悪くなる人もいるかもしれません。
疲れないように生活したいところですが、勉強や仕事があると、どうしても疲れもたまってしまうでしょう。
「疲れは防ぎようがない」と思う人もいるかもしれません。
ここに大切なポイントがあります。
疲れるのはいいのです。
大切なのは、疲れを見せないこと。
演技でもいい。
虚勢でもいい。
空元気でもいい。
表情が引きつっていて、相手にばれるかもしれませんが、努力だけはしたいところ。
できるだけ疲れを見せない努力をしましょう。
元気がなくても、気合を入れて、元気なふりをする。
体はだるくても、しっかり前を向いて、きびきび動く。
心や体はへとへとでも、一踏ん張りして、表情はにこにこを心がける。
不機嫌であっても、表を繕って、機嫌がいいふりをする。
落ち込み気味でも、気持ちを引き締めて、明るいふりをする。
そうすれば、明るくて爽やかな印象を出せます。
爽やかでいるために、できるだけ疲れを見せない努力をすることが大切です。
疲れていても、できるだけ表を繕って、疲れていない様子を見せましょう。
疲れないことが素晴らしいのではありません。
疲れを見せないことが素晴らしいのです。
疲れを見せないのは、優しさの表れです。
表向きだけでも、元気を繕うことが大切です。
元気なふりをしていると、心身が引き締まり、だんだん本当に元気が出てくるようになるでしょう。